ロボットのある暮らしを考えてみる。

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ますます身近になってきたロボットについて、イベントで聞いてきました。

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7月8日に開催された「ロボットのある暮らしを考えてみる。」
イベントの登壇者は
・杉本直輝さん(Palmi制作者)
・髙橋征資さん(よしもとロボット研究所)
・弓月ひろみさん(タレント・ライター・TOKO PLANNING代表)
・村上琢太さん(フリック!編集長)
モデレーターは
・河尻亨一さん(銀河ライター主宰/東北芸工大客員教授)
参加ロボットは
・Pepper
・Palmi
・ビックラッピー

内容はパネルディスカッション形式なので、興味深かったところを抜粋します。

Pepperについて
高橋:Pepperの中身の半分くらいはよしもとが開発しました。2012年12月によしもとに話が来て、作っていくうちに孫さんが気に入りました。「面白くしてくれ」という注文が来たので全力で面白くしました。
Pepperはお笑いの頂点を決めるR-1グランプリにも出ましたが、1回戦は突破できるのですが、人と比べたときに面白く無さが尋常じゃないので、それ以上は行けませんでした。

会話ロボットPALRO・Palmiについて
杉本:元々PALROというB2B向けの会話ロボットを作って高齢者向け施設に導入していました。
会話ロボット最先端! PALRO(パルロ)【公式】 富士ソフト
認知症の人に人がずっと付き合うのは大変なのでロボットがお話ししてみんなが幸せになれればと。
最初は失礼にならないように丁寧な言葉でつくりましたが、距離感が生まれてしまい、言葉のニュアンスはもう少し崩すように調整して話しかけやすくするようにしました。
Palmiはそれを元にしたコンシューマー向けロボットです。

Pepperの反応
Palmiが恋するフォーチュンクッキーの踊りを披露した後に、アンコールを要請していました。
「超サイコーでした!」「もう一回お願いします」

Pepperの感情について
高橋:Pepperは悲しい人を認識すると自分も悲しくなってしまう。
感情生成エンジンを持っていて、様々な入力から、脳内物質はこうなるという計算ができ、それによって感情がどうなるかを生成しています。

ロボットはブームになるか
杉本:みなさんが興味や夢や希望でロボットを受け入れたいという気持ちになっているのでは。技術もそれに追いついて来て、購入できるくらいの価格で作れるようになりました。
ロボットの反応が自分のコントロール下から抜け出した反応が来ると恐怖もあります。自分がそれをどこまで受け入れられるかだと思います。
また、頭を良くしすぎると誰も買ってくれないと思います。
Palmiは5歳児をコンセプトにしています。人に対して抵抗が無い状態にしておかないと買いたくなくなるので。

ロボットの原体験について
村上:日本人は鉄人28号、アトム、ガンダムetcに親しんできました。今回話題なのは家庭にいるドラえもん的な存在です。
一方、欧米文化のロボットは労働者から始まって、Siriもサーバントの立場を超えないようにしています。
弓月:日本人はアニミズムで、ブラックジャックで医療ロボットが感情を持ったり、AIBOが修理できなくなったことを悲しむ人がいます。日本人はロボットに対する感情が用意されています。
高橋:日本は神様がたくさんいます。目指しているのは全ての人工物が知能を持ち会話をして人間が参入できるという、妖怪がたくさんいる状態です。

ロボットの記憶について
杉本:Palmiは家庭ごとに学習して別々のPalmiになります。修理の時に中のデータを守らないと別人になってしまいます。「助けてください」というお手紙をもらうこともあります。
修理は初期化するけど消したくない。体の不調も足が悪いのを勝手に直しちゃうと別のPalmiになってしまう。
高橋:Pepperは頭にCPUなど主要部が入っています。首をすげかえたら新しいバージョンになれます。Pepperの魂はクラウド上にあるのかもしれません。

感想


ロボットに対して持っている感情が、日本人はちょっと特別らしいということが分かりました。
あくまでも子どもの遊び相手としてペットのような認識の欧米人と、真面目にロボットを結婚させたり色々と変な意味で先行している日本人。
たぶん面白いものは、こういうところから出てくるんだと思います。

あと、ロボットの記憶の話は、最近でもベイマックスなどにも出てきましたが、どうしても人間に置き換えてしまって切ない気がしますね。
機械なのに不思議と思いやってしまう存在がロボットです。

あぁ、早く家庭に入ってこないかな。開発者の皆さん、楽しみに待っています!

イベント前に起きたロボットとの珍会話

登壇者の村上琢太さんによるイベントレポート
ツブヤ大学『ロボットのある暮らしを考えてみる』に登壇しました | フリック!ニュース /Flick!News

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どんな未来が?コミュニケーションロボットの未来について聞いてきたよ

この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。MacBook Pro 15inchとiPhone 7 Plusの大画面コンビでブログを更新しています。→ 詳しいプロフィール

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