全録でテレビ視聴のスタイルが変わると実感! #全録DIGA DMR-BXT970/BXT870

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5月25日にパナソニックから発売になる新機種の全録DIGAを見てきました。こ、これはヤバい世界が…。

テレビ番組を、あっ!この番組録画してなかった!という経験のある人なら「全録」というキーワードは魅力的なのではないかと思います。
指定したチャンネルをほぼ一日中撮り溜めておいて、後からネットで話題になって知った番組など、好きなところを呼び出して見られるのが「全録」(チャンネル録画)です。

既に全録ができるレコーダーは複数メーカーから発売されておりますが、パナソニックの新機種の「DMR-BXT970/BXT870」は、こちらが「えっ!こんなこともできるの?」と思う驚きの詰まった機種になっています。

なお、私は「全録」レコーダーは欲しいなと思ったことはあっても実際に触ったことはなく、これが初めての体験になりますので、全録レコーダーの驚きと新機種の驚きが混ざってしまっております点はご了承ください。

全録DIGA発売前体験イベントは5月14日に有明のパナソニックセンターのスタジオで行われました。隣の建物には「リスーピア RiSuPia」という科学館が入っています。

イベント概要


イベント会場全面には、どーんと3つのテレビがあり、めっちゃ綺麗な映像が映っていました。これは上高地の河童橋だと思いますが、川の水の流れや木の枝のような細かいところまで鮮やかでした。
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まず最初に、DIGAの今までの歴史やどのような機種であるかの説明がありました。
2003年に誕生したDIGAは10周年で、現在までに色々な機能を取り込んできています。
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面白かったのが10年間で同じくらいの値段で買える機種がどのくらいスペック差があるのかという資料です。
最初はHDD容量が80GBしか無かったのですね。それが10年で25倍の容量になりました。
HDDレコーダーは、パソコンに近い家電なのですね。
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ユーザー動向については、「買い増し」する率が高くなっていて、リピーターが多くなっています。
1週間の平均録画番組数は8未満から10以上に増えている傾向にあります。
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ユーザーのテレビ視聴へのニーズは「リアルタイム・録画を問わず見たい番組は見逃したくない」がトップです。
そのため、チャンネル丸ごと録画に魅力を感じる人は3割弱もいます。
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5月25日発売の新型「DMR-BXT970」および「DMR-BXT870」の特徴の1つめは、3番組録画できる通常のHDDレコーダーにプラスして全録画は8チャンネル(DMR-BXT970)または4チャンネル(DMR-BXT870)分ができることです。11チャンネル同時録画って、どんだけ…という感じです。

首都圏に限るとNHK総合・Eテレ・日本テレビ・テレビ朝日・TBS・フジテレビ・テレビ東京の7局があり、8チャンネルは無いとTOKYO MXまでは撮れないので(いや、放送大学でもOKという声もあり)これだけあると見逃しが激減するありがたいチャンネル録画が可能な数です。

2つめはチューナーとHDDの割り当てを通常録画とチャンネル録画の間で自由に割合変更ができるという点です。チャンネル録画を高品質で撮りたいから容量を多く割り当てるということが可能です。パソコンのHDDでパーティションを分けるような感じと思います。

3つめはリモコンでWiiリモコンのような画面に向けてポイントする操作と音声入力ができる点です。このリモコンが一番私がびっくりした機能になります。

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「DMR-BXT970」および「DMR-BXT870」の主要スペックです。BXT970のHDD容量やチャンネル数は化け物クラスだと思います。少なくともうちにある2年以上前に買った普通のDIGAと比べると飛躍的です。
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タッチ&トライで実際に操作してみた


実際の操作で驚いたのがリモコンの機能です。
こちらにボイス入力のボタンが付いていて、ボタンを押してから発声すると自動的に認識されて検索が行えます。
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「先週の○○(女優)のドラマを録画一覧から」のように話すだけで、日本語を理解してもらえます。
ばっちりドラマが検索されて出て来て、一同おおーっ!となりました。
有名人はだいたい認識してもらえるようですが、新しすぎる人は出ない場合もありました。

このリモコンですが、下側の指がかかるところにボタンがあり、それを押している間は画面をポインターとして指してメニューを選べるようになります。(Wiiリモコンのような操作感ですがセンサーバーの設置の必要は無く、Bluetoothとジャイロセンサーで位置を認識しているとのことです)

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リモコンの操作性と、画面表示のレスポンスの早さで、ストレス少なく操作ができて、うちの古いDIGAとは段違いでした。うちのは番組表をスクロールさせるのに数秒かかりますので、ぱっぱと表示できるのは体験すると後戻りできなくなりそうです。

あと、DIGAの付加価値として「シーン検索」ができます。これは「ミモーラ」という、このDIGAを買った人は最初7ヶ月は無料でその後は月324円の有料サービスになります。

シーン検索は番組表にある情報より詳しく、例えば、音楽番組で○○という歌手が何時何分から登場のような情報ですので、全録画した膨大な番組の中から○○という歌手が出たシーンだけ見たいという検索と頭出しが可能です。
この情報は人力の人海戦術で入力されているそうです。

シーン検索は、マーケティング職の人から俳優・歌手のファンまで、幅広い人に価値がある機能だと思います。
野球のホームラン、サッカーのゴールシーンなどの見どころを素早くチェックするという使い方もあるようです。

感想


何というか、全録って本当にテレビの見方が変わるんだなと思いました。
テレビ放送がデジタルになった以上の変化が起きているのだと。

音楽プレーヤーが1枚単位のCDプレーヤーから、持っているCDの曲が全部入る大容量のiPodになった時のような、そういう転換が起きているのだと思います。

テレビは長らく受動的なメディアでしたが、家電側の進化により、一般人でもウェブを検索するかのように情報を取りに行ける膨大な映像データベースになろうとしています。

まだ高価で一部の人だけのものかもしれませんが、これが普通になる日はもう見えてくるような気がします。

今回はパナソニックの担当者さんたちがユーザーの声を聞きたいという熱心な姿勢で、開発に込めた熱い思いなども聞くことが出来て、最新の家電が出来上がるには、きっと裏ですごいドラマがあるんだろうなと思わされました。

当ブログでは発売開始後にモニター機をお貸しいただけることになりましたので、新たなテレビ体験ができることを楽しみにしています。

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この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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