希望を失わないことの大切さ。映画「オデッセイ」 #火星ひとりぼっち

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自分の周りでやたらと評判が良い映画「オデッセイ」その理由を探るべく映画館へ!


「オデッセイ」はどんな映画?

火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを緻密な科学描写とともに描いた、アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を映画化。極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への希望をもって生き続ける主人公マーク・ワトニーをマット・デイモンが演じ、「エイリアン」「ブレードランナー」などSF映画の傑作を残してきた巨匠リドリー・スコットがメガホンをとった。火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまったワトニー。仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。しかし、奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく。
オデッセイ : 作品情報 – 映画.comより

というように、「火星でひとりぼっち」になった宇宙飛行士が自力でサバイバルしていくお話です。
監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモンです。
マット・デイモンはインターステラーでも惑星にひとりぼっちになる役でしたね。

原作は「火星の人」(原題”The Martian”)というウェブ小説で、ネットで評判になりKinde出版をしたところ大ヒットして、この映画化までというシンデレラストーリーが展開されました。

内容は「火星DASH村」と表現する人もいて公式ツイッターも乗っかったように、予告編でも出てくる畑を火星の基地内に作ったり、そのために必要な「水」を作る装置を開発したりします。

でも孤独なDASH村なのは前半だけです。

私はむしろ「通信手段」の確保の方がワクワクしました。

火星に置き去りになっていた地球と通信できるアレ(ニュースで名前を聞いたことがある方も多いはず)を使って、しかも文字を1文字ずつ通信する最初の方とかの手段は、秀逸なパズルを解いているようで楽しかったです。
まさに、人類最高の頭脳があれば、知的解決で悪い状況も打破できる!

それにしても、食料・水や通信手段を確保するまでの、何も無い絶望しそうな状況での主人公ワトニーの精神力は半端なかったです。
地球から2億2530万キロ離れた火星でひとりぼっちのはずが、ちょっと山で遭難くらいにしか思っていないようです。
「最善手を尽くして生き延びていれば絶対に仲間が来てくれる」
このように信じられるからこそ、宇宙飛行士に選ばれたのでしょう。

映画の後半はチームワークの話です。
時間も使える物も限られたギリギリの中でも、協力しあって難局を突破する。
このあたりは映画「アポロ13」が好きな方はとても楽しめるはずです。

全体的にとてもポジティブで悲壮感がゼロのスッキリする映画です。
変にお涙頂戴や感動巨編みたいにしていないところが良いと思いました。

それを支えているのが、ルイス船長が趣味の「20世紀のディスコサウンド」です。
私が知っていただけでも、ドナ・サマー「ホット・スタッフ」アバ「恋のウォータールー」オージェイズ「ラブ・トレイン」グロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」などが流れました。

映画でグロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」が効果的に流れるのは「プリシラ」を思い出しました。

▼ディスコサウンドを含むサントラ盤も発売されています

▼Kindle版の原作

▼紙の本は上下巻

なお、本作は4DXでも上映され、ジャガイモ畑の土のにおいがしたりするらしいです。
4DXでなくても、劇場で是非観ておきたい映画です!

予告編の動画です

▼映画公式サイトです
映画『オデッセイ』オフィシャルサイト

この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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