昔の携帯電話ノキアNM151を4個持っていました
実家のガラクタスペースを片付けていたら出て来た骨董品のドコモ携帯電話「NOKIA NM151」。私の記憶は1997年にさかのぼります。
今のように携帯電話がどこでも入るというのにはまだ足りなかった時代のことです。
当時のドコモの携帯電話は、広範囲で電波が入るけど基本料金などが高い800MHzと、都市部に限られるが安い1.5GHz(シティフォン)の2種類がありました。
NOKIA NM151は1.5GHzの方の機種です。
カタカナ・英数字表示しかできないディスプレイ。
それでも左右のメニューキー(選択・戻る)で直感的に使えるUIでした。
保管状態が良かったので、今でもACアダプタを繋げると動作することができました。
もちろん、通話はできません。
(YouTube動画はスマートホンからでもタップで再生できます)
なぜこの機種をしかも4個も持っていたのかというと、「番号寝かせ用」でした。
当時の携帯電話はまだ普及していなかったこともあり、端末1契約につき結構な額のインセンティブが支払われていました。
それを顧客にキャッシュバックしてくれる携帯代理店もありましたので、私は携帯電話を4回線契約して、キャッシュバックを受け取ったら解約するということをしていました。
通話には使いませんでしたので、端末の保管状態は非常に良いままです。
1.5GHzは通話圏内が限られていたので私自身は800MHzの方を使っていました。
なお、ドコモからi-modeによるモバイル情報革命が起きるのは、その後の1999年まで待たねばなりませんでした。
当時の私は、まだ普及していないけど契約したら一人当たりの売上がかなり見込めるものはスタートダッシュ時には実質無料もしくはインセンティブがもらえるんだと分かったので、その後もヤフーBBのモデムをもらったり、引っ越し時にプロバイダーを実質無料で数ヶ月使ったり、節約になることは積極的に利益を享受するようになりました。
これは今でも、新サービスが出て来た時にはすぐにチェックする勘が身についています。
グルーポン系のブームの時にも100円でいろいろな物が買えて楽しかったですね。