最近のミクシィさん…
「mixiパーク」と「Petite jete」(プティ ジュテ)の終了のニュースが相次いで流れました。
Petite jete(プティ ジュテ)の失敗
最初から私の頭にハテナマークが飛んでいた洋服のサブスクリプションサービスが、数百人に「も」売れていたというのは逆に驚きでした。
当初1000人限定サービスとしてスタートしたが、利用者数は数百人程度にとどまり、「コンセプトが受け入れられなかった」と、同社Petite jeteプロジェクトの玉井賀子さんは話す。
ミクシィ新規事業「Petite jete」半年で終了 「コンセプトが受け入れられなかった」 – ITmedia ニュース
確かに、社会人になりたてでオフィスのドレスコードに悩む人がいるのは当たっていると思います。
でも、その解決策が「毎月選べる福袋」的なサービスというのは、ちょっと…。
社会人になりたての20代女性は、オフィスのドレスコードに悩む人も多く、オフィスで着られるカジュアルな服の定期購入にニーズがあるのではと判断。洋服を毎月5種類提案し、1つを選んで購入できる、月額4200円(初月3150円)のサービスを設計した。
洋服って毎月買う物なんですかね。
シーズンの始めに着回しを考えて複数揃えておいて中間期にはあまり買わないような気も。
同じサブスクリプション型サービスでも、消え物の食品や飲料にしておけば良かったのになと思います。
ていうか、物販をミクシィに求めている人って、どれだけいるのでしょうか…。
一方、「ミクシィ年賀状」は非常に出来の良いサービスです。
私も「魔法少女まどか☆マギカ」のデザインを利用して有料の年賀状を友達に送りました。
コミュニケーションを促進するというのはSNSとも相性が良いですし。
こういう方面をもっと伸ばせば良いのに。
mixiパークの終了
スマホアプリ上で自分のアバターを作って遊べる「mixiパーク」ですが、「当初想定していたユーザー数を見込めなかったため」3月31日に終了とのことです。
mixiパークは、コナミデジタルエンタテインメントと共同で開発したサービスで、昨年9月にスタート。スマートフォンのカメラで自分の顔を撮影してキャラクターを作成し、タッチ操作を使って友人のキャラをつついたり、あいさつなどしてコミュニケーションできる。
「mixiパーク」終了 「想定していたユーザー数を見込めなかったため」 – ITmedia ニュース
mixiパークを私もダウンロードしてアバターの設定まではやってみました。
けど、その先の楽しみ方を見つけることが全く出来ませんでした。
だって、マイミク50数名のうち、mixiパークに登録している人が1人しかいないのですから。
mixiパークがFacebookの友達とも遊べるようだと違ったかもしれません。
なぜならば、去年末に行われていた「mixiクリスマス」はFacebookの友達とも遊べるようになっており、数十名の友達が一緒に楽しんでいました。
今のmixiにはアクティブなユーザーが少ないので、楽しめる仕掛けがあったとしても、一緒に遊べる仲間がいないです。
このままで終わらないで
ミクシィは私が初めて触れたSNSでした。
2004年10月に友達から招待されて、同じ頃に始まったGREEと並列して楽しんでいました。
「日記」と「あしあと」に熱中し、深夜まで日記更新とあしあと付け回りに勤しんでいました。
卒業してから全然交流が無かった高校時代の友達と再会したり、「友達の友達」と友達になったり、楽しい思い出がたくさんあります。
ミクシィの財産はマイミクと日記だけではありません。
コミュニティの数と情報量はずば抜けていると思います。
私が健康診断で胆石が見つかったとき、胆石の写真や手術の体験談などが集まっているコミュニティが簡単に見つけられて驚きました。
ミクシィのコミュニティには、日本人が興味を持つ全てのテーマが集まっていると言っても良いでしょう。(公序良俗に反さないものは)
しかし、ミクシィは出会いに繋がるコミュニティは閉鎖したりと、コミュニティに対する態度は割と冷たかったような気がします。
ミクシィに残された数少ない他には無い財産はコミュニティなのに。
そのことに早く運営陣が気づいてくれて、もっと便利にコミュニティを活用できる仕組みが提供されたら、私がミクシィにログインする頻度も増えるでしょう。