LINEモバイルのSIMの使いはじめ方&年齢認証の仕方
MVNO(格安SIM)のデメリットの1つとしてLINEアカウントの年齢認証ができないというものがあります。しかしLINEからLINEモバイルがサービスインされその課題は無くなりました。
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この記事ではLINEモバイルに興味がある方のために実際の使用手順や画面をご説明します。購入前のご参考にどうぞ。
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MVNOユーザーがLINEを使う上で地味に困るのがID検索ができないことです。
ドコモのようなキャリアだと回線を契約する時に免許証などで年齢が確認されてそれでOKなのですが、キャリア以外で契約した場合はLINE側が認識できる対象外になります。
そのため、友達をIDで検索しようとすると確認画面が出てしまい先に進めません。
その場で友達追加する場合「招待(SMS/メール)」「ふるふる」やQRコードがあるので、どうにかなりますが。
どうにもならないのがLINE@を使ってみたい場合です。プランが7月から変更になり、無料で使えるのは月に4投稿までとなってしまいましたが、利用開始には年齢認証が必要です。
というわけで、このあたりがどうなっているんだろう?という好奇心でLINEモバイルに申し込みました。
9月1日のLINEモバイルブロガーイベントで先行申し込みしたので9月5日のサービスイン直後から使っています。
LINEモバイルはLINEの通信が無料です。ツイッターとFacebookの通信も無料になるプランもあります。
これは、月の通信量にカウントされず、上限に達した場合でも高速通信のまま使えるというものです。
詳しくはこちらの記事に書きました
☆ LINEモバイルのSIMで年齢認証突破!LINE@したいユーザーにも朗報 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++
それでは、LINEモバイルのSIMを使ってみます。
データ通信のみのSIMで電話できないタイプのものを選びました。MNPされる方は別途開通の手順が必要です。
パッケージにはSIMカードと説明書が含まれます。
SIMの使用手順(iPhoneの場合)
設定のプロファイルに他のSIMの設定がある場合はあらかじめ削除しておきます
「設定」アプリ起動 →「一般」→「プロファイル」
電源を切った状態でSIMトレイを開けて今まで使っていたSIMと取り替えます
今までのSIMは紛失しやすいのですぐにケース等に入れるかテープで台紙に貼り付けるようにしましょう
プロファイルをインストールしてAPNを設定します
APN設定方法(IOS・iPhone) – LINEモバイル
Androidでの手動設定はこちら
APN: line.me
ユーザー名: line@line
パスワード: line
認証タイプ: PAPまたはCHAP
いったんWi-Fiを切ってLTE通信でつながっているか確認します(戻すのを忘れないように)
LINEの年齢認証の手順
大きく分けて(1)契約者連携をする(2)年齢確認をするという手順の流れになります
LINEモバイルのアカウントを開きます(申込時に友達登録してあるはず)
メニューの「契約者連携(マイページ)」をタップします
「新規ログインID連携」ボタンをタップします
契約者連携画面にログインIDとパスワードを入力し「連携する」ボタンをタップします
連携済みログインIDの「新規ログインID連携」ボタンをタップします
連携が完了するので「マイページへ進む」をタップします
ブラウザに利用コードが表示されます(これをコピーしておきます)
ポップアップを閉じるとマイページが表示されますのでLINEの画面に切り替えます
先ほどコピーした利用コードをペーストして「連携する」ボタンをタップします
LINEの年齢確認画面を開きます
「設定」→「年齢確認」
私はキャリア回線ではないので年齢認証結果は「不明」となっています
年齢確認で「LINEモバイルをご契約の方」を選択します
先ほどコピーした利用コードをペーストして「次へ進む」ボタンをタップします
年齢確認の画面で「連携を許可する」ボタンをタップします
「処理が完了しました」ポップアップが表示されるので「OK」をタップして完了です
年齢が18歳以上の場合は、年齢認証結果が「ID検索可」となります
これで友達の追加時にID検索ができるようになりました!
自分のIDを設定して検索可にすると他の人からもID検索で追加してもらえるようになります
(18歳未満の方は年齢確認をしてもID検索できるようにはなりません)
SIMを取り替えても大丈夫?
LINEモバイルのSIMをスマホから抜いて別のものに替えてみても大丈夫か確かめてみました。
既にLINEアカウントはLINEモバイルと連携済みのため、そのまま年齢確認の画面は出ずに済みました。
つまりメインのSIMとは別に2枚目のSIMを持ち月500円(税別)でLINE年齢認証の状態をキープできることになります。個人ではこのような使い方をする人は少ないと思いますが、ご参考に。法人でLINE@を各店舗などでお使いの方にはコスト削減の可能性があります。
選択肢としてのLINEモバイル
LINEモバイルはLINE無料のLINEフリープラン、ツイッター・Facebook無料のコミュニケーションフリープランを用意しています。
月間の通信量が契約したプランを上回ってしまったとしても、これらのサービスは低速ペナルティになりません。
この恩恵を受けられるかどうかはスマートフォンでアプリ別の通信量を確認することで事前に予測ができます。
毎日タイムラインを見ずにはいられないというヘビーSNSユーザーにはメリットが大きいのではないでしょうか。
▼詳しくはLINEモバイル公式ページで
LINEモバイル
※初回販売は先着2万名の受付ですその後一般開放されました
9月1日のブロガーイベントのレポも書いています
☆ LINEモバイルのSIMで年齢認証突破!LINE@したいユーザーにも朗報