大掃除は秋がおすすめ?!お部屋の空気の大切な話をダイソン新製品発表会で聞いてきたよ #dysonjp

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花粉症ならびにアレルギー性鼻炎でお鼻の悩みが尽きないしゅうまいです。今回は9月27日にダイソンから発表された空気清浄機付きファン「Dyson Pure Hot+Cool Link」の発表会でお部屋の空気のお話を聞いてきました。


普段はなかなか意識しない室内環境ですが、私も部屋の隅に落ちた物を探そうとしてうっかりホコリを吸い込んでしまうとアレルゲンにより鼻がクシュクシュしはじめてしまいます。

今回は、目に見えない世界での微細な生物の興味深いお話をうかがいました。気づかなかったけど、これが不調の原因か!という意外なものも。

目に見えない「室内環境」は秋冬も油断禁物


前半は2児の母であるフリーアナウンサーの政井マヤさん(写真左)と医師で医療ジャーナリストの森田豊先生(中央)、ダニやカビの専門家である川上裕司先生(右)のトークセッションでした。

政井マヤさんはお子さんが気管支が弱くてぜんそく気味になることもあることを冒頭で打ち明けました。この原因は後ほど明らかになります。

実は私も小さい頃に小児ぜんそくの発作の経験があり、呼吸が苦しくなってゼイゼイする様子は本人もつらいのですが、親からしてみてもとても心配になると思います。

気づかないカビ
冒頭は私たちの目に見えるカビ・意識してなかったカビについての説明が川上先生からありました。

カビは気温25度・湿度80%以上で発生しやすく、現代では住環境が高断熱高気密に変化しているため、夏場だけではなく秋から冬にかけても要注意なのだそう。
カビにとっては、スキマの少ないお家はどうやら楽園っぽいですね。

そして、浴室だけではなく、「リビングルーム」と「寝室」に気をつけなさいよ、と川上先生はよくアドバイスするそうです。
例えば部屋の奥から去年のブーツを出したらカビが生えていることもあり、吸い込んでしまう可能性もあります。

また、とてもきれい好きで掃除がきちんとされているお家でもカビの温床になる場所があります。
政井マヤさんは親戚のお宅に訪問するとお子さんがなぜかぜんそくっぽくなるのですが、原因は古い本棚にあったようです。

古い本に発生するシミのように見える麹菌アスペルギルスとそれを食べて生育するチャタテムシはアレルギーの原因になるため、寝室に本棚があるお家では知らぬ間にアレルゲンに接することに。

単なる茶色いシミだと思っていたら、生物なのですね。

またエアコンも季節の代わり目に動かした時の変なニオイもフィルターがカビの温床になりやすいからだそうです。
2週間に1度は掃除機のノズルで吸い取ることが推奨されています。

寝室は要注意で、今のライフスタイルはベッドの人が多く、これは実質外に干せない「万年床」であるわけです。ベッド下の収納にもほこりがたまりがちです。

森田先生も質の高い睡眠を得るためには「お部屋の空気にこだわって」と訴えました。

流行した過敏性肺炎の原因も…
次に、夏に流行しニュース等でも取り上げられた「過敏性肺炎」について森田先生から解説がありました。

この肺炎はトリコストロンというカビが原因のもので、通常の抗生物質の投与では効かないそうです。
レントゲンだけでは原因がすぐに分からずに高齢者だと命に関わることがあります。

症状としては、家の中では咳き込むが小旅行をすると楽になり、自宅に帰るとまた咳き込むという場合は、原因が家の中にあることが分かります。
てっきり風邪だと思っていても、過敏性肺炎が判明して急遽入院することになる人も。

政井マヤさんもママ友と普段忙しく「ほこりでは死なないよね」と言いあうこともあったけれども、命に関わることもあると聞いて驚いたようです。

空気中に浮遊している微少な物質は、髪の毛の太さを100とすると、ウイルスは0.1しかありません。
森田先生は寒くなるとウイルスも活発化するので除去することで病気予防につながるので、空気をきれいにすることをすすめています。

また、森田先生は日本の受動喫煙の率が高いことも心配していて、脳卒中や心筋梗塞になる確率を高めることも分かっているそうです。(タバコの煙の大きさはPM2.5)

秋に大掃除をしよう
川上先生は、年末の大掃除の代わりに「秋掃除」を推奨しています。

年末は忙しくてとても掃除できない人が多いので、秋のうちに大掃除をしておくのがおすすめだそうです。
まだ気温も低くないのでお掃除しやすい季節ですね。

先ほど話題に出た古い本棚については、まずは掃除機のやわらかいノズルで吸い取り、それから本を例えば週末毎に20冊くらいずつ陰干しすることにより対策ができるそうです。また、本棚の裏側も忘れずに掃除しましょうと付け加えました。

家電がネットにつながりはじめている


9月28日に発売になった「Dyson Pure Hot+Cool Link」(ダイソン ピュア ホット アンド クール リンク)は、ついに空気清浄機にヒーター機能も付いた、待望の全部入りモデルになりました。(さすがに加湿器は空気清浄機とバッティングするので別になります)

私は今回はじめてダイソンのスマホ連携機能をじっくり見ることができましたが、IoT家電の良さが誰にでも分かるものだと感じました。
IoT(インターネット・オブ・シングス)は家電などが直接インターネットに接続され、ネット越しにモニターできたりコントロールすることができるものです。パソコンやスマホ以外のものがネットに繋がると、生活はもっと便利になると考えられています。

このように外気および室内の空気の汚れ度合いが表示され、センサーのデータは家電から直接Wi−Fi越しにネットにアップロードされます。そのデータをスマホアプリで確認することができ、Wi-Fiにさえ繋がっていれば毎日パソコンやスマホでデータを吸い出す必要はありません。

このセンサーからのデータはアプリ上で履歴をふり返ることもでき、例えば子どもが帰ってくる時間帯には部屋の空気が汚れる傾向がある、などを知ることができるそうです。

花粉症で鼻炎持ちの私も、季節の変わり目などで空気のキレイ度が分かったら便利だなと思いました。やはり目には見えないし、特別に意識しないと忘れてしまうので自動的にデータの記録が残るのは良さそうです。

それから、ネット越しに「帰るまでにお部屋の空気を温めておこう」という制御も、外出先からでも可能になります。ホームオートメーションはお家全体というよりはこのように家電単位で普及していくのでしょうね。

先進的な家電から搭載されていている感じがするネット連携機能ですが、IoTで今後私たちの日常生活がより便利になるのであろうという可能性が見えてきました。

微細なPM 0.1のウイルスも除去できる空気清浄機に扇風機・ヒーター・スマホ連携機能が付いた最新機種「Dyson Pure Hot+Cool Link」は9月28日に発売になりました。
色は「ホワイト/シルバー」と「アイアン/サテンブルー」の2色です。

▼詳しくはダイソン公式ページへ
ダイソン ピュア ホット アンド クール リンク

この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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