今年読んで面白かった本を紹介するよ2013
しゅうまいが今年読んだ本の中からオススメを10冊紹介します。
WILLPOWER 意志力の科学
「WILLPOWER 意志力の科学」は、ホワイトカラーなら必読!!
私たち人間の意志の力には、限りがありますが、筋肉のように鍛えることができます。って知ってました?
有限である意志力をなるべく使わないで節約する方法や、意志力を鍛える方法が載っていてすぐに役立つ一冊です。
自分には決定する意志の力が欠けている、とか、すぐに意志力が疲れてしまって大切な決断でミスしてしまうという方は読みましょう。
具体的な実験などデータに裏付けされて説得力のある本で、面白いです。
なお、自己コントロールは仕事や勉強には役立つが、食事とダイエットに関してはあまり効果を発揮しないそうです。
ダイエットが、仕事や勉強よりも、実は一番難しいことなんですね…。
100%
「100%」は熱い本です!やる気が湧いてきますよ。
この本で触れられている「原因と結果の法則」は人生全てに役立つ法則です。
原因があって、結果がある。原因のない結果はないし、結果のない原因もない。
選択以外に変えられるものはない。=自由意志
結果ではなく、原因に対して決意をしなければならない!
どうしたら幸せになれるか 愛と冒険だよ!
人間関係をしなやかにするたったひとつのルール
「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール」は選択理論のやさしい本です。
「おたがいが望んでいる」にもかかわらず、うまく関われないのはなぜなのでしょう?
グラッサー博士は、その理由として「どちらかが(または、おたがいが)外的コントロールを使っている」か「どちらかが(または、おたがいが)外的コントロールから逃れようとしている」からだと述べています。
外的コントロール島の人は「私は、相手をコントロールすることができる」と信じています。
それに対して、選択理論アイランドの人は「私は、自分だけをコントロールすることができる」と信じていたのでした。
とにかく「外的コントロール」について意識をしてみて、自分がそうならないように変えていくことで、人間関係も好転していくはずです。
人付き合いがうまくいかない!苦手な人がいる!と思ったら読んでみてください。
変えられるのは自分だけ!
ブログ飯 個性を収入に変える生き方
「ブログ飯」は、ブロガー必読!ブロガーだけでなく、ウェブで儲けたい人全員!
「続けるということは単純なことですが、とても困難なことなんです。そして非常に重要な能力です。」
「ライバルは勝手に消えていきます。」
「人と同じことをするということは、特にインターネット上では無価値です。」
などなど、グサッとくる言葉が著者の経験と共に語られます。実践者だけが書くことができる内容なので参考になりますよ。
プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100
プロブロガー本第2弾です。こちらもブロガー必読の書です。
すぐに役立つテクニックが100も載っているので、手元に置いて何度も読み返したい本です。
私もこの本は本棚にしまうことはなく、パソコンデスクに置きっぱなしです。
全体的に後輩ブロガーに対する愛がにじみ出てくる内容で素晴らしいです。
この内容を愚直に取り込んで自分のものにすれば、ブログのアクセス数は自然と伸びていくと思います。
まずは達人の真似をするところからトライしてみて。
移動者マーケティング
「移動者マーケティング」とは、主導権が生活者側にあることを強く自覚した上で、生活者の自発的な行動である移動行動をマーケティング機会として捉え直そうという試みのことです。
この本では特にエキナカなどでの消費心理がとてもよく分析されています。
実は4割が特に必要性の無い「どちらでも良い来店」でありながら、6割は実際にお金が使われるなど、お店に来させたら勝ちな状況です。
駅での消費心理としては「スイッチ系」(カフェなどオンとオフのモード切替)「ご褒美系」(普段よりちょっと高い物)「出会い系」(新しいものやことへの出会い。ビレッジヴァンガードが典型的)などがあるそうです。
多様化する生活者を「縦切り」にすることがだんだん難しくなる中、「横切り」の考え方で成功する例が目立っていますよね。
(「朝専用」の缶コーヒーなど)
マーケティングの考え方のヒントになると思います。
脳はこんなに悩ましい
「脳はこんなに悩ましい」は脳科学者の池谷裕二先生とタレントの中村うさぎの対談で、脳についての面白い話が聞けます。
アダルト寄りのネタも多くて「赤ワインを常飲する女性は性欲が強い」とか、役に立つかどうかギリギリの知識が身につきます。
実はこの本では池谷先生の自身の相貌失認に関するエピソードが披露されています。
『目や鼻や口などの各パーツは認識できるのですが、パーツが集合した顔を「顔」として認識できません。』
また、宗教的なこの文にはハッとさせられました。
「人間の脳が考えた理論や法則や数式で、なぜ世界の摂理が記述できるのか。どう考えてもわからない(笑)。」
ユーモアを交えながら脳の不思議がやさしく説明されるので読んでいて楽しい本です。
なぜ、脳は神を創ったのか?
「なぜ、脳は神を創ったのか?」は私がウォッチし続いているドクター苫米地の本の中でも劇薬的な本です。
宗教を真面目に信じている人が読んだら激怒するかも…。
「この世に唯一絶対の価値の尺度はありません。
21世紀においては、誰かが与えてくれるモノサシはすべて、まやかしです。」
自分を変える気づきの瞑想法
瞑想には「サマタ瞑想」と「ヴィパッサナー瞑想」の2つがあります。
「サマタ」とは「落ち着く」という意味で、落ち着いた静かなこころをつくる瞑想法です。
「ヴィパッサナー」とは「明確に見る」という意味で、今自分に起こっていることをありのままに観察する瞑想法です。
どちらも生活に取り入れて実践してみたい瞑想です。
宗教的なものとは切り離して書いてあり、誰にでも実践できます。
正統ピタゴラス数秘占術
「正統ピタゴラス数秘占術」は、かなり分厚い本で、内容もギッシリしています。
数秘術について興味が湧いたのでこちらを買ってみましたが、まずは自分の数字のところだけを読んでみて、それから家族や身近な人の数字も見ていくうちに、色々な数字の意味がなんとなく分かってきます。
人生を若い頃からステージ別に分けて、その期間で気をつけたり意識した方がよいことも分かります。
情報量が多いので、データベース的に使えて、付箋を貼って何度も読み返したい本です。
いかがでしたか?
しゅうまいは読書は好きなのですがあまり書評を書くのが得意ではないので、まとめての紹介になりました。
新しく興味をお持ちになった本が一冊でもあれば幸いです。