すぐ読めちゃう!たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書

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もともと世代論に興味があったしゅうまいです。最近、コンパクトに1冊で団塊世代から「さとり世代」まで説明された分かりやすい本を読みました。

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世代論はビジネスをする人で特に一般消費者にアプローチする人はとっくに押さえ済みのはずです。

しかし、普通に暮らしていてここを知らないで余計な摩擦や心理負担を感じている人もいるのではないかなと思います。

日本人は生まれた年によって、上下の世代とは異なる価値観が形成されています。
特に子ども時代や青春時代にどのような環境で育ったかで、考え方は違ってきます。

相手のことをよく知らずに「やる気がない・甘えた若者」「老害」のようにレッテル貼りをしていても仕方ありません。

世代論を知り、自分以外の世代の人ともスムーズに意思疎通や相互理解できるようになったら良いと思いますので、簡単な入門的な本をご紹介します。

この本では以下の世代ごとに解説がされています

●団塊世代 =60代(1947〜51年生まれ)
●ポパイ・JJ世代 =50代半ば~60代前半(1952〜60年生まれ)
●新人類世代 =50歳前後~半ば(1961〜65年生まれ)
●バブル世代 =40代半ば~後半(1966〜70年生まれ)
●団塊ジュニア世代 =30代前半~40代半ば(1971〜82年生まれ)
●さとり世代 =20代前半~30代前半(1983〜94年生まれ)

上の年代から順に書かれているので、日本が豊かだった時から不況時代まで、だんだんとバラ色から現実的になってくるところがリアルです。

この中だと私は「団塊ジュニア世代」です。
子ども時代は恵まれた環境でしたが、大人になる前に社会が一変して就職氷河期に見舞われています。
上のバブル世代とも下のさとり世代とも意思疎通ができる「橋渡し世代」であるという指摘はあっていると思います。

この本は性格診断や占いの本ではありませんので、自分の世代の「あるある」だけを読んで満足していては、読んだ価値が出せません。
なるべく自分とは違う世代の人が育った環境や好きなことを理解するようにしてみてください。

私は「さとり世代」が若いのにもかかわらず「懐古厨」であることを知りませんでした。
未来がバラ色の希望ではないので、懐かしさを大事にするという価値観を持っているそうです。

また、第7章の「クロスジェネレーション」で見ればの章が最もビジネス的に今後の参考になるかと思います。
世代だけで分断するのではなく、親子消費を狙うとか、色々な組み合わせについても考察されていて面白いです。

私は思いついた時にパっと短時間で読み返せるようにKindle電子書籍版を購入しました。

会社での人間関係や、親戚づきあいの話題にも役立ちそうな本ですよ!

この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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