WordPress引っ越し後にBackWPupが動かなくなるのを修正する方法
サーバー移転をすると動かなくなるWordPressプラグインにBackWPupがあります。どうやって使えるようにするかの手順です。
自動的にブログのバックアップを取ってくれる優れものプラグインのBackWPupですが、サーバー移転をすると、エラー通知メールが来ることが多いと思います。
エラーの原因は大まかに3つです。
1.引っ越し元の古い方がまだ動いていてエラーになっている
2.引っ越し後にサーバーのパスが変わるのでディレクトリ指定が正しくなってない
3.Dropboxなどの認証でコケる
1.引っ越し元の古い方がまだ動いていてエラーになっている
1.ですが、WordPressを移行する「前に」BackWPupの定期バックアップJobを止めましょう。
止めないままでいるとしばらくの間は古いデータでバックアップができてしまいます。
なお、移行した新しい方の設定では保存されるファイル名を変更しておくと、古いサーバーのデータと区別できます。
2.引っ越し後にサーバーのパスが変わるのでディレクトリ指定が正しくなってない
2.ですが、引っ越し前と引っ越し後が全く同じユーザー名で、たまたまパスが一緒なら大丈夫なのかもしれませんが、普通は変わると思います。
これを正しくするには「Reset all settings to default」ボタンをクリックして設定のリセットをしてしまいます。
(全部消えちゃうのでは…という心配は要りませんでした)
これで現在のパスでの設定に書き換わります。ディレクトリ名は新しくなります。
Jobを実行すると新しいパスにログファイルやバックアップファイルが作られるはずです。
3.Dropboxなどの認証でコケる
3.Dropboxなどの認証がうまくいかないパターン
こういうエラーログが出ていたら怪しいです
これは、再認証(Reauthenticate)をすれば大丈夫です。
戻って来た画面で必ず「Save changes」ボタンを押し忘れないようにします。
ただし、古いサーバーのブラウザのクッキーが残っているとおかしなことになるようです。
ブラウザをプライベートモードにして新しい方のサーバーにログインして再認証してみてください。
(これを思いつくのに私は何周か無駄に再設定し直しました…)
また、複数のJobで使っている場合は、それぞれで1回ずつ再認証し直す必要があります。
以上、何度かサーバー移転して経験値が増えたのでBackWPupでつまずきやすい箇所をまとめてみました。
ブログのバックアップが取られないのは心配ですから、参考にしてみて下さいね。
私のサーバー移転記
こちらもご参照ください。