メガネスーパーで教わった知っていた方が良い目の知識
重度のド近眼で普段はコンタクトレンズのしゅうまいです。こんな私が新しくメガネを作りました!目についての基礎知識も紹介します。
パソコンにスマホに、現代人は目が疲れることばかり。最後まで読むとなぜ目が疲れるのか分かりますよ。
私のメガネ歴史
私は小さい頃から近視で小学生高学年の頃からメガネをかけていました。
中学生からはコンタクトレンズです。
学校での視力検査の時に、一番上の特別に大きなランドルト環の向きが所定の位置では分からずに、一歩前に一歩前にを繰り返して、相当近づかないと切れ目が分かりませんでした。この場合、視力は0.04のように小数点以下2桁になります。
現在のコンタクトレンズの度数は-11.0(かなり悪い)で、人に言うと2桁目があるの?と驚かれます。
技術の進歩は素晴らしく、毎日使い捨てタイプのコンタクトが買える値段になったので長年愛用していますが、6年ほど前に作った予備のメガネも持っています。
何かあった時にコンタクトレンズが手に入らない場合に困ると思ったので作りました。
しかし、近視の度がひどすぎるのでレンズが非常に重たくて、長時間かけていると鼻の横が陥没して真っ赤になって痛くなってきてしまうという、ちょっと不満のある仕上がりでした。風邪で一日中寝ていて使い捨てレンズを使うのがもったいない時くらいしか使いませんでした。
そんな時に、「メガネ作りを体験してみませんか?」というブロガー向けのありがたいお誘いがありましたので、行ってきました。
最近のメガネって軽量化とかフレキシブルで曲げてもOKな素材とか、色々と新しくなっているらしいということは知っていましたので、とても興味がありました。
久しぶりにメガネ作り
うかがったのは北区十条にあるメガネスーパー十条銀座店です。
アーケードの商店街の中にあり、店頭にはメガネ洗浄機も置いてあるのでご近所の方は是非お立ち寄りください。
メガネがたくさんある!こういう売り場に入るのは久しぶりだなぁ。
興奮して色々と試着してしまいました。メガネ一つで印象がだいぶ変わりますよね。
iPadに表示されていた眼鏡作成のフローです。最初に「目を知るための検査」をしてから「眼鏡を作るための検査」をするんですね。
最初に記入したシートです。2枚目は目の疲労度が分かる(後で結果が判明します)アンケートでした。
検眼・検査
最初に現状(コンタクト矯正)の視力の確認です。だいたい1.0は見えていて、運転免許の更新にも困らないレベルです。
次に「気球がぼんやりしたりハッキリ見えたりするアレ」のコンピューターで度数の測定をしました。
モニター側では目が拡大表示されています。いやーん、ここまで見られてたとは!
ここで大まかな度数が、目に光をあてたことで分かってしまいます。
次にPD測定という目と目の間の距離を測る機械で測定しました。
私は平均より間が離れているそうです。頭デカいっすからね…。
しかし「目の間が離れている方は柔和な印象を持たれます」というナイスフォローがありました。
狭めの方はキリッときつめの印象になるのだそうです。
メガネ作りのプロはたくさんの顔を見ているので、人相学的なものにも詳しいのだなぁと思いました。
続いて、視力検査です。目の前の機械の中でカタカタとレンズが入れ替わって見え方の違いなどもチェックしました。
検査の中には老眼の進み具合が分かる目年齢検査もあり、だんだん近づくボード上の文字がどこまでぼやけないかで測りました。
私は目年齢は「年相応」とのことでした。よかった。
平均的な人は45歳くらいになると、手元にピントが合いづらくなり、老眼を感じ出すそうです。
焦点が合う距離が、30歳 14cm → 35歳 16cm → 40歳 22cm → 45歳 40cm → 50歳 66cm という具合に進むので、劇的に進むのが45歳あたりです。
次に矯正視力の確認で、真ん丸でレンズが幾つかささる検査用メガネをかけて視力検査をしました。
検査では左右どちらが効き目かというものもありました。私は右目でした。
望遠鏡とかあったら右目で見ちゃうだろうから納得。
目についての知識レクチャー
お店には目についての分かりやすい資料もあり、ご説明いただけました。
目は「水晶体」がピントを合わせています。
水晶体が薄いときは「遠く」が見えており、対象物が近くなると水晶体を厚くすることで、近くにピントが合うようになります。
虫眼鏡も、分厚い方がより拡大して見えますよね。
その水晶体をコントロールしているのが「毛様体筋」です。
毛様体筋がゆるんでいる時は、「毛様小帯」により水晶体が引っ張られて薄くなり、遠くが見えます。
近くを見るときは逆に、毛様体筋が縮んで緊張した状態になり、毛様小帯をゆるめることで、水晶体が厚くなります。
また、眼球は6つの筋肉により向きをコントロールされています。
近くを見ている時は、目を内側に向かせる「内直筋」がずっと働いています。
つまり、パソコンなどで近くを見続けいて「目が疲れたな」と思うのは、毛様体筋と内直筋が疲れている可能性が高いです。
目頭を思わずつまんでしまう人もいますよね。
そして、最初に書いたアンケートから分かった私の目の疲労度が分かりました。
4段階のうち2番目に悪い「要注意」でした。
対処法としては、目のマッサージや目を温めることがあります。
パソコンやスマホを見ないというケアもありますが、ブロガーにはかなり厳しいです。その場にいた全員が脱落。
私は一時期「蒸気でホットアイマスク」に依存していましたが、これは目を休めるために良かったんだ!
また、予防としては、メガネのフィッティングで掛け具合を良くしたり、ブルーライトをカットするメガネをかけるということが挙げられます。
私が選んだフレーム
さて、私の視力検査の結果、やはりレンズが分厚くなるので、フレームはセルフレームしか無い感じです。
お勧めされたのが、こちらの「AGILE+(アジーレプラス) BASIC」で、厚みのあるレンズにもぴったり来るデザインです。男女兼用。
AGILE+ アジーレプラス | メガネスーパー
素材は「超弾性樹脂TR90」が使われており、とても軽くて、多少曲げても元に戻る復元性を持っています。
あと、レンズはPC作業用のブルーライトカットのコーティングにしてもらいました。
レンズ自体は透明で色はついておらず、蛍光灯などの反射が青っぽく見える程度です。
出来上がりは来週なので、またできたらレポートします。
※今回メガネはモニターとしてご提供いただきました。
感想
じっくりと目の検査をして納得の上でフレームを選べて、とても良かったなと思います。
私が受けた検査について詳しくはメガネスーパーのサイトで見ることができます。
▼あの赤と緑の画面は何をしているの?
トータルアイ検査 | メガネスーパー
眼鏡店の「メガネのプロ」は、こちらが予想していない範囲まで幅広い知識を持っていますので、いろいろと聞かなきゃ損です!
以前のメガネでこんなところで悩んでいて、今はこうなんですという「相談」を丁寧に聞いてもらえます。
特に私のような、かなり重度の近視の人は、満足のいくメガネを作らないと生活に支障が出てしまう場合もありますので、慎重に作るなら、商品知識と目に関する知識が豊富なお店で買った方が良いと思います。
メガネスーパーはロゴマークを旧来のフクロウから新しいものに変えたり、最近ではLINEスタンプで公式キャラクターのスタンプを配布したりと、新規メガネチェーンに負けずに色々と打ち出しています。
ちなみに、長野若槻店のツイッターアカウントは、かなりいい感じです。(アニメネタなので一部の人にしか分からないかも知れませんが…)
長野の雪はちょっぴりコールド、貴方のメガネを完全ホールド!メガネスーパー長野若槻店です。
— メガネスーパー長野若槻店(公式ですよ) (@ms_nagano) 2014, 2月 8
あと、こちらの「受験勉強用メガネ」では、フォロー&RTすると「メガネ一生分相当の商品券」または「カラーコンタクト最大6年分相当の商品券」を1名様にプレゼントという企画が行われていますので、良かったらどうぞ。
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久しぶりのメガネの出来上がりが楽しみです!
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