パクリメディアに負けず頑張って一次情報を発信し続けよう
お店に行かずに人の写真をパクってグルメ記事を書いたりする安楽椅子ライターに未来は無いと思うのです。
「個人ブロガーがこの先生きのこるには」を考えてみました。
いまのキュレーションメディア、バイラルメディアの勢いはすごいですよね。
何かを調べてようとして検索すると、すぐにそういったまとめサイトの記事がヒットすることも多いです。
1つのサイトに膨大な記事が投稿されているので検索でも強いからです。
正直なところ私のブログはアクセス数が伸び悩んでいまして、その時期はキュレーションメディア、バイラルメディアの勃興の時期と重なります。
そう、個人ブロガーはこれらのメディアと食い合っているのです。
しかも、昨日書いたブロガーや写真愛好家の皆さん、勝手に写真を使われていますよでも述べたとおり、一方的に写真をパクられたりと、踏んだり蹴ったりの状態です。
優れたまとめ記事に取り上げてもらって評判が上がったりアクセスが来ることは、万に一つぐらいはあるかもしれませんが私は体感したことがありません。
アクセスが来るのは個人のブロガーさんや、ちゃんとしたメディアの記事からです。
キュレーションメディアやバイラルメディアの読者はその記事を読んだだけで満足してしまい、写真まで載っていたらその先のリンク(申し訳程度の小さな文字のもの)を開こうとはしません。
では、どうしたら良いのかというと、パクリメディアには提供できないコンテンツを提供するしかありません。
そして、いやなパクられ方をしたらちゃんと運営に文句を言うことです。
この2点を両輪で回していけば、ブロガーが生き残っていけると思います。
引用系メディアが提供しにくいコンテンツ
とにかく「一次情報」です。特に手間やお金がかかるものです。
「レストランで味わう」「映画を観て感動する」「旅先の素晴らしい景色をカメラにおさめる」「最新ガジェットを実生活で使う」「自分で工夫したレシピで料理を作る」「勉強会で学んだ内容」といったものです。
ヒントは「五感をフル活用する」「そこに行かないと・商品を買わないと撮れない写真がある」の要素があることです。
また、自分にしか入手できない(他で検索できない)情報源からの情報も有効です。
「招待されないと行けないイベントのレポート」などです。
引用系メディアと競合するコンテンツ
検索すれば誰でも調べられるノウハウや雑学やニュース
例)
「安眠するための5つのテクニック」(一般的なもの)… 誰も聞いたことが無いオリジナルな方法1つを徹底的に解説するような内容以外は、ありふれているので競合すると思います。書くなら独自路線を。
「原宿でおすすめの人気パンケーキ店」(自分で行っていないもの) … グルメ記事は行ってから書くのが基本
「家の中をキレイにする重曹の使い方」… オリジナルな使い方以外は、検索して既にたくさん記事がある分野で今さら感があります。
何も調べなくても脳内で創作できるランキングなど
例)
「飲み会でモテるテクニックTOP10」(自分調べ)
これらの共通点は「足を動かさないで書ける」ことです。
誰でも書ける記事に時間をかけるのは勿体ないです。
「ネットで調べる」の価値は非常に低下しています。「誰でも調べれば分かること」は別に自分が書かなくてもいいです。
「難しいこと・膨大な情報源を調べて分かりやすく説明する」方向を目指しましょう。
事実と考察・感想の両方を書こう
せっかくの一次情報に事実だけ書いていたらオリジナルの部分がありません。
「あなたがどう思ったか・感じたか」も加えましょう。
「○月●日の新製品発表会で×▲◇という商品が発表されました。スペックは〜。」
ここまでだと事実だけです。メーカーサイトに行けば分かる情報です。
「今までの商品で自分が感じていた●◎という問題点が解消されているので、○×な友達にも勧めようかと思います。新しいカラーリングもスタイリッシュになっていて男性にもいいかもしれません。私は●◎というメーカーのコンセプトも××の観点で気に入っています。」
ここまで書いたらオリジナルです。
オリジナルは最後には勝つ
Googleの検索エンジンは低品質なサイトの順位を落とす方向で動いています。
引用だらけでオリジナルコンテンツが薄いサイトも対象です。
今はまだ影響が出ていないかもしれませんが、今後じわじわと効いてくるものと思われます。
あとは、どうみても著作権違反の場合は通報することで、その記事を検索エンジンのインデックスから外してくれることもあります。
あきらめないで
パクられどおしでブログ自体がイヤになってしまう人もいると思うのですが、あきらめないでください。
ブログは持久戦です。最後まで走っていた人が勝ちます。
そのためにも、嫌なものには嫌とハッキリ言いましょう。
ブロガーからの削除依頼が相次いだら、パクリメディア側があきらめるかもしれません。
一緒にファイトだよ!
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