イベント記事の書き方を達人ブロガーたちから学んできたよ #tbmu
イベントに参加してもなかなかブログ記事にできないし、みんなと同じような内容になっちゃうという方は必読です!イベント記事を書くのが上手だなぁと思ってたブロガーさんたちの話を聞いてきました。
みんなイベント記事ってどう書いてるのか?とても気になりましたので、ブロガーが集まって1つのテーマに関してアイデアや意見をシェアし合う勉強会に参加しました。
第17回東京ブロガーミートアップは3月12日に「イベントレビューの書き方について」というテーマで行われました。
会場はアジャイルメディアネットワークの渋谷にあるオフィス会議室です。
今回はAMNの徳力基彦さんも1参加者として参加!
私の発表:迅速なイベントレポートを書くには
実は私はイベントレポート記事を書くのが大好き!
10分も時間をもらえるLTで熱く語っちゃいました。
元になっているのは以前に書いたこちらのブログ記事です。
セミナー行きっぱなしになっていませんか?セミナーレポのススメ
今回はイベント後に振り返り記事を書くことのメリットと、迅速に書けるようにするにはどうしたら良いかをお話しました。
単にイベント出っぱなしだと、せっかく教えてもらった内容をすぐに忘れてしまいますよね。
それをブログ記事に書くことによって、復習にもなり1ヶ月後の自分のためにもなります。
また、イベントで参加した時に思ったことや感動ポイントや疑問点などは、自分でメモをしておかないと、後から調べることなどもできません。
イベントで起きたことの事実は他のブロガーの記事から参照できるとしても、自分の内面で思ったことは自分以外の誰にも分からないです。
忘れがちですが、この部分をきちんとメモっておくことが大事です。
ブログ記事は基本的にはその日寝るまでには着手することが望ましいです。
一晩寝たらネタは腐ってしまいます。寿司と同じです。
なるべく早く記事をアップすると、他の人からリンクされやすかったりとメリットもありますから、頑張りましょう!
LTのスライドはSlideShareにて公開中
他の人の発表から気になったポイント
下調べをする派 vs 下調べをしないようにする派
予習することで質問や聞きたいポイントを絞りたい人と、あえて何も先入観を持たずにまっさらな状態で聞きたいという二波に別れた。
どちらも間違いではなく、目的によって使い分けるのが良いのでは。
イベント記事に入れるべき項目
*イベント開催日を書く…先行なのかオープンしてだいぶ経ってからなのか等、日付にも情報が含まれるため
*ポイントを絞る…全部入りの議事録にしない
*追加情報を書く…イベントの内容だけにせず、独自の視点や感想を入れる
*悪いところも書く…主催者のためになる
イベント記事に含める3つの視点
*企業や主催者が書いて欲しいこと
*自分の感想
*読者が知りたいこと(カフェなら待ち時間)
読まれないイベントレポート
見ず知らずの人の「ブロガーイベント」に興味は無い
知りたいのは新製品ならその製品の性能なりレポートである
自分で試した様子など載せること
どれだけ自分の読者に合った情報を提供できるか
ブログタイトルの付け方でこんなに違う
ブログタイトルにイベント名を入れなくて良い
無理に入れると何だかよく分からないタイトルになりクリックしてもらえない。
どんな内容なのか検索キーワードを含めるようにする。
自分が理解できなかった難しいイベントも自分なりの視点でずらして書ける。
こんなにあるイベント記事の形式
*ライブアップデート…大手テック系ニュースサイトがよくやるApple発表などの時の速報記事。ツイッター実況もこれに近い。
*イベントレポ…メディアの客観的なレポートなど。技量が問われる。
*全文書き起こし…本気でやると時間がとてもかかる。正直キツイ。
*感想まとめ…NAVERまとめ等。ポイントの抜き出し、感想の抜き出し。
●個人のブログでやるなら人と違った視点でオリジナルの記事を
盛りだくさんのイベントでは
以下のどちらかを取る
*バッサリと省略し、的を絞る
*記事を複数に分ける
一つが長すぎるだらだらした記事は避ける
写真のアップロードにクラウドサービスが便利
最近のカメラはWi-Fi機能でスマホやタブレットに写真を吸い上げられ、そこからFlickrやDropboxなどのクラウドストレージにアップロードできる。
帰りの電車の中でそこまで終わらせて、ブログ記事で使う写真を予め整理しておくと家に帰ってすぐに記事が書ける。
担当者をつかまえろ
カタログに無い情報は聞き出さないと分からないので質問ぜめに。
複数の担当者に聞いて多面的に。自分と違う性別の担当者や、経験豊富な責任者クラスの人にも聞いてみる。
記事を書いたらお礼のメールと共にURLを送る。
AMN徳力基彦さんの話
実はイベントレポートが苦手。写真が苦手なので、論考的な記事になる。
今のAMNが主催するブロガーイベントの原型は、百式の田口さんが主催した「無敵会議」というシリーズイベントをテンプレートにしている。
当時ブロガー界隈でそのイベントに参加して記事を書くというのが盛り上がった。
ブログレビューの原形が「ONEDARI BOYS」で、これはテレビの収録があったのに全く番組に映らなくて悔しくて結成したという裏話がある。
驚いたことにちゃんと企業からレビュー依頼が来たし、日経新聞の一面に載ったこともある。
複数名で違ったレビューを書きあうというのはうまくいくのだと思った。
自分はレビュー記事は奥さんのmixi日記をコピペするなどONEDARI BOYSの中では苦手な方。
レビュー記事はあまりライバルがいない製品は検索に強くて「ひげ剃り」がブログの流入元の多くを占めていたこともある。
タイトルには検索する人が知らないキーワードではなく身近な単語を使う。
イベントでたくさんの人がブログを書く場合に、他の人とはずらした誰もやらない独自の視点で書くことは大事。
せっかく一般公開前の新幹線に試乗したのにトイレのレポがメインの人もいた。
感想
今回はもう少し初心者の人もいるのかなと思ったら、イベント参加の猛者ばっかりで、自分の発表は簡単すぎたかなと反省。
年間参加イベント回数が多い人たちが編み出したやり方や考え方は、すぐにでも取り入れたいものばかりでした。
みんなそれぞれに自分なりのルール作りやツール活用をしていました。
今回一番大事だなと思ったのは「独自の視点」です。何人もの人から挙がったポイントになります。
イベントで聞いたことだけを書いたのでは、ただの議事録になってしまいます。
そういう記事は内容が他の人とも似通ってしまい、その他多数の中に埋もれてしまいます。
常に「自分はどう考えるか」を大切に、受け取ったことは必ずメモするようにしたいと思います。
参加者ブログ一覧
- ちわわのまま
- ジャンクワードの森
- イロイロハックス
- Co-NAVI(子ナビ) _ 子供のための情報ブログ
- しゅうまいの256倍ブログ neophilia++(当ブログ)
- P2P today ダブルスラッシュ
- [Mu]ムジログ
- Digital Life Innovator
- 21世紀お取り寄せレビュー
- おとなのらいふはっく
- tokuriki.com
- め〜んずスタジオ
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