「極黒のブリュンヒルデ」は徹夜必至マンガ!ネタバレ無し感想
久々に徹夜マンガに出会ってしまい気づいたら午前4時!ぎゃー!
「極黒のブリュンヒルデ」は私の好み「超ど真ん中」の作品でした。
以下、核心のネタバレには触れません。
その代わり浅い感想にとどまっています。言いたくて仕方ないことはたくさんあるけどガマン。
※絶対にネタバレしたくないという方は、Wikipediaは絶対に見てはいけません!
週刊ヤングジャンプ雑誌連載の情報まであってコミックス購入派でもネタバレが目に入っちゃいますよ。
私は、序盤の「幼いころに仲が良かった女の子を死なせてしまい後悔している主人公の元に、そっくりの女子が現れてとんでもない力を発揮する」という導入からして、しっかりつかまれました。
幼心で感じていたピュアな愛に今でも引きずられている男子というのが良い!
しかも、幼なじみが探していた宇宙人を探したいという動機でNASAを目指す秀才で、一度見たものを忘れない記憶能力(フォトグラフィックメモリー)があるという設定が後に生きてきます。
特殊能力を持った女の子達(=魔女)は後から増えて来て、それぞれに違う能力を持っていて、それがストーリーにうまく生かされています。
予知能力を活用した頭脳戦など、主人公の頭の良さが発揮されて、読んでいる方としても巧みな展開にドキドキハラハラしてしまいます。
逆転不可能に見えるピンチも、全ての設定をフルに生かして逆転したりと、よく練られたお話作りです。
私は伏線をうまく回収した上に、読者の裏をかく話運びが好きなので、このコミックは好みそのものです。
「デスノート」とかが好きな人は気に入る可能性が高いと思います。
また、「謎」が適度に多いので、「魔女とは?」「宇宙人って?」「3つ目のボタンを押したらどうなる?」など随所に謎をちりばめながら興味をひき続けます。
ちなみに「ブリュンヒルデ」は北欧神話に登場する人物で、「崖の上のポニョ」のポニョの本名もブリュンヒルデです…。
「極黒のブリュンヒルデ」は、私は最初はテレビシリーズから入りましたが、早く続きが知りたくなってしまったので、現在出ている9巻まで読破してしまい、冒頭に書いたように朝を迎えました。
どんどん核心に迫っていって、あれはこうだったのか!と謎が判明する気持ちよさや、生きるか死ぬかの命を賭けた全力の戦いの緊張感でテンションMAXのまま最新刊になだれ込みました。
コミックではアニメで省略されているっぽいギャグや笑いの要素もあります。
とはいえ全体的にはシリアスなストーリーで女の子がバンバン死んじゃいます。
ほのぼの系が好きな人には向かないかも…。
1巻で気に入るかどうかはハッキリ分かれると思います。
続きを読む場合は徹夜覚悟でどうぞ。
(Kindleでは現段階では最新9巻は未配信)
最新刊は9巻です(Kindleは現段階では未配信)
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