お金って何だろう?そしてビットコインとは?
私たちが毎日使っている「お金」ってどうやって使われてきたの?今後はどうなるの?
あまり深く考えないで「お金」に振り回されていませんか?
なぜお金に価値があるとみんなが思い込んでいるのでしょう?
その歴史から考えてみましょう。
東京ビットコインニュースさんの動画がとても分かりやすかったので、内容をテキストでまとめます。
(一字一句の文字起こしではなく内容をとらえやすいようにまとめています)
▼動画はこちらでご覧ください
昔の交通ルール
明治の頃の自動車の写真
それまでは馬に乗っていた人たちが初めて自動車に触れたら?
最初は信号機も歩道機もガソリンスタンドも無かったわけです
でも自動車は走り始めちゃったのです
とうぜん最初は事故もありました
でも社会が長年かけてルールを作りあげていきました
そして日本からはトヨタのような世界的な企業も出て来ました
ビットコインもこの状況に似ていると思います
新しいからみんなよく分からない状況です
昔の戦いにおける革新
長篠の戦いの図
織田信長軍はポルトガルから輸入した鉄砲を使いました
新しい物を取り入れて上手に使った人が幸運に恵まれたというわけです
もちろん事故もあったと思うけど
刀で戦っていた人が鉄砲なんてけしからんと言っても結果は負けました
鉄砲(ビットコイン)のことを理解しましょう
安全にどんな風に使えますか?
そもそもお金とは何ですか?
みんながお金と思って使っているからお金?価値があるものと交換できるツール?
物々交換をしていた時代と比べてある一定のモノサシで間を取り持つもの?
物々交換だとジュースをお礼とかできるけど飲みたくない時にもらってもしょうがないですよね
お金は交換の手段に過ぎないのです
本当はジュースの方が価値がありお金は食べられないけど、いつ食べたいのを自由にするのがお金です
お金の条件は耐久性がありコンパクトであること
コーヒー豆とジュースのように種類が違うと交換が難しくて同じものでないと
また、すっごくたくさんあると価値が無くなります
森の葉っぱとかは誰でも取れるから通貨にならないよ
むかし聖地にお祈りしに行くときに家畜を連れて行ったけど、道中で死んでしまったりするのは大変で、遠い場所に行くには通貨を持って行ってお祈りに寄付も出来たというわけです
そのために色々試したけど、結局残ったのは金と銀でした
当時貴重で数が限られる胡椒やサフランがお金になったこともありました
1圓銀貨と1圓札どっちがいい?
昔は1ドル1円で、1圓銀貨・1ドル銀貨がこれです
同じ銀で同じ重さでお互いの貿易がやりやすかったのです
その後、紙になりました
紙幣は銀貨との引換券でした
当時の1ドル札・1圓札には銀との交換ができると明記されています
銀貨を作るよりお札を刷る方が簡単なので、ついついたくさん刷ってしまいました
銀との交換の約束があればいいけど、今の紙幣は交換の約束がついていません
現在でも1圓銀貨は8,000円くらいになるけど、紙の1圓札の方はただの紙なので安いです
10圓金貨というのもあって、今は8万円くらいします。金だからね
困った時用に持っていると良いのはどっち?
紙よりは銀貨・銀貨の方
札はついつい刷っちゃうから
金の希少性と耐久性
日本の借金をお札で並べるとものすごい量になり、福島原発の周りをぐるりと取り囲めるくらいです
一方、世界中で発掘された金は16万6500トンで、400オンス(12キロ金塊)で積み上げてニューヨークの自由の女神にも届きません
とても少なく、だから貴重です
耐久性について、海底に何百年も沈んでいた沈没船からそのままの姿で金貨が発見されたニュースがあります
他のものだと腐っちゃうけど金と銀は残るのです
だから、結果的に金と銀はお金になりました
ビットコインとは
ビットコインの生みの親であるナカモトサトシさんが2009年2月に発表した文章で
「中央銀行はお金の価値を薄めないように信用されなければならない
でも、歴史をふりかえるとその約束は破られている」と書いています
そのため、ビットコインには上限額が設定されています
2100万BTCしかできないようになっています
金銀は5,000年の歴史があるけど、ビットコインの歴史は6年です
ビットコインはインターネットの時代に便利に使えます
金銀は目に見えるけどビットコインは見えない「仮想通貨」です
便利だけどまだ6年だから、貯金を全部下ろしてビットコインを買うかというと全部は買えないでしょう
でも、少しだけ持っていても良いと思います
1000円くらい買う分には理解して無くてもよいが、10万円とか買うならよく理解していないとね
難しいけど、人より早く勉強して理解してみてはいかがでしょう
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