書籍化・連載など企業から依頼が来るブロガーになるには? #ブロフェス2014
はてなブログとサイボウズ式および人気ブロガーのトークセッションから分かった「ブログから外に出る」方法です。
ブロガーズフェスティバル3つめのセッションはステージAに行きました。
【はてなブログ×サイボウズ式】ブログの外に出る方法〜書籍化、連載など企業に求められるブロガーになるには〜というタイトルで、トークセッションが行われました。
登壇者は以下の5名です
山田聖裕 株式会社はてな広報
藤村能光 サイボウズ株式会社 サイボウズ式副編集長
日野瑛太郎
ブログ:脱社畜ブログ
著書1冊目:脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法
著書2冊目:あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
著書3冊目:定時帰宅。~「働きやすさ」を自分でつくる仕事術~
ファーレンハイト
ブログ:My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only
連載:これからの「本当の恋愛」の話をしよう ファーレンハイトさん|AM「アム」
はせおやさい
ブログ:インターネットの備忘録
連載:はせおやさい | サイボウズ式
自己紹介はそれぞれのサイトやブログを見ていただければ分かるので割愛して、トークの内容です。
Q:企業としてどういうブロガーに仕事を依頼したいですか?
藤:用意したテーマで書いて、成果を出せること
山:ウェブでバズるひとはなかなかいなくて貴重
Q:企業から選ばれるにはどうしたらいい?(ブロガーに)
日:本を出したいと最初から思っていた。ペルソナも良く考えた。←目線が編集者と同じ
は:ただ書きたくて書いていた。
サイボウズ式はルールが多い。Tipsを1つは入れるなど。
今まで書いてきたという自信が大きかったかも
ファ:一言で言えば「突破力」
シェアされる、イメージされる
「普通」にやっていたら有名になんてなれない
Q:なぜはてなブログで書いているのですか?
日:一番最初に目が付いたので。WordPressは文章以外のことに注意がそれてしまう。
は:はてなが好きだから。
ブックマークのコミュニティがあり鋭いコメントがきたりするので、書きっぱなしにならなくてすむ。
あと、女性が少ない。あとで「はてな女子」が始まったりもした。
ファ:ネットで露出するのにホットエントリは外せない。有名になりたかったので。
そこに出すにははてなブログしかないと思った。
Q:ブコメでたたかれたら?
は:誰にも読まれないより良い。
ブックマークは固定ファンが見えやすいので続けるモチベーションになっている。
日:反応あると嬉しいけどあまり見なくなった。
コメントに影響されてしまうので。
ファ:自分はブコメを見ている。ボロクソに書かれる。
でも炎上したってリアルには影響が無い。
は:叩かれるのは読者がいるということ
藤:人の感情を動かすことができるのか?できるから任せている。
Q:サイボウズ式はサイボウズ製品の売り上げにつながっているのか?
藤:定量的な指標はあまりなく定性的にとらえている
サイボウズ.comの5%がリーチ経路となっているという調査もあるので成果につながっている
私がメモしきれなかった部分も結構あるので、書いた以上の情報量があるトークセッションでした。
しゅうまいの感想
企業の側も「ちゃんと成果を出せる人」を求めていて、お互いに探し合いっこしている状態なのだなと思いました。
あと、書籍化とかは最初から狙って綿密に計画を立ててやると成功確率が上がりそうです。
ブログ書籍化は狙ってなくて人気が出てしまって出版になる偶発ケースと、最初から狙って攻める達成ケースの2パターンがあると思うのですが、前者はブログブームの頃には多かったですが、今からは厳しめかなと思います。
また、連載も、企業側から与えられたテーマや分量でクオリティを求められますので、好きなことだけ書けば良い個人ブログとは違います。仕事なので。
あと、基本的すぎて誰も言及しなかったですが、企業から依頼が来るのに大切なことは「連絡先を明らかにすること」だと思います。
メールしたくてもアドレスが分からないとか分かりにくい場所に書いてあるというのはダメですね。
企業側はツイッターやコメント欄などのオープンなコミュニケーションではなくメールやメッセージといった他の人に見られない手段での連絡を必要とします。
ブログの「外へ」活動の場所を広げて発信することも考えてみたらワクワクしますね!
コメント
[…] 書籍化・連載など企業から依頼が来るブロガーになるには? #ブロフェス2014 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++-2014.8.26 7:00追加 […]