誰でもできる?検索に強いエンタメブログの作り方&Google+活用法 #ブロフェス2014

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月間70万PVの映画ブログ「A LA CARTE」の柳下(やぎした)さんが検索に強いブログの作り方とGoogle+活用法を教えてくれました。

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ブロガーズフェスティバル2つめのセッションはステージCに行きました。

なぜならば我らが「Edge Rank」(ブロガー9人によるメルマガ)の柳下さんがEdge Rankメンバーを紹介してくれるからです。
9名中7名がブロガーズフェスティバルに参加していたので、しっかりアピールさせていただきました。
購読すれば柳下さんのおすすめ映画情報も届きますよ。

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月間PV70万の映画ブログの誕生秘話


A LA CARTE
2013年7月にブログをスタート
13ヶ月でトータル450万PVを達成
月間では70万PVで1日あたり2〜3万PVほど

8割が検索から、1.5割がSNSから、0.5割がその他
はてブに超弱いです

なぜ1日に2万もPVがあるかというと、検索に強いからです。
例えばGoogle検索で「アナと雪の女王」関連ワードで上位につけています。
「アナと雪の女王 感想」「アナと雪の情報 隠れミッキー」など

「アナと雪の女王」は国内興行収入が歴代3位というとんでもないヒット作です
なので検索ボリュームも大きいです

どうやって検索に強くしたのかというと、9月くらいから記事数を増やし
バズ部のSEO対策記事などを参考にして、また、Google+を攻めの活用をしました。

経緯としては、ブログ開始が2013年7月
検索に少しずつかかってきたのが2013年9月
一部記事で検索最強の無双状態突入したのが2013年11月でした

検索に強くなった極めつけは「ゼロ・グラビティ」
これは日本での一般公開のだいぶ前に観ました。
年に86本の映画を観ている自分の中で傑作中の傑作でした。

それを熱を込めて超大絶賛レビュー記事を書いたら配給元のワーナーからメールが届きました。
それはYahoo!の特集ページにサイトのレビューコメントを載せさせて欲しいという依頼でした。
もちろんOKしてヤフーの特集ページにコメントとリンクが載りました。
(肩書きが「映画ライター」になっちゃいました)

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ポータルサイトからのリンクでアクセスもとても来ましたが、良い被リンクをもらったお陰か、検索で上位に躍り出ました。

ポイント
大好きな映画を気持ちを入れまくって大絶賛した
公式に認められてリンクされ、その結果トータルで検索に強くなった

読まれる記事はどうやって書く?


SEOを意識して書く?キーワードを太字で?ブログのデザインと字体の調整?

「そんなに形にこだわらないの。大切なのは心よ。」魔女の宅急便より
ブログのデザインをいじるより好きなことを書くことに注力

SEOやコピーライティングも大いに参考にすべしだが、他の人も当然やっていることなので、それだけで勝つことはできません。
最後はコンテンツ力がポイントとなります。

他のブロガーのことを気にするより、自分の中で自問自答してください。
好きな人に告白する時に最も大切なことは何でしょう?

「気持ちをしっかり伝えること」ではないでしょうか

真似なんかしないでオリジナリティを大事にする
そして、気持ちを込めること

奇をてらえば短期間バズるかもしれないけど、結局は正攻法が強いもの

「チャレンジはしない。冒険しない。正攻法」情熱大陸 ジブリ鈴木敏夫プロデューサーの言葉
それは困った時にすることだから

そうはいっても短所もあります。
A LA CARTEの短所 = 普通すぎる
・もっと面白い映画ブログはたくさんある
・もっと信者の多い映画ブログたくさんある
・何なら映画専門じゃないブログのレビューより面白くない
・はてブなんてつかない

しかし、普通が700記事もあると強いです。ちりも積もれば山となる。
安心安全のブログとして、検索エンジンにも認められるブログになる。

自分は数千字をすぐに書ける
誤字脱字があると検索順位が落ちるという人もいるが多少あっても大丈夫。

エンタメブログの作り方まとめ


・基本的なSEO対策はしておく
・Google+を活用する(Google公式では検索順位に影響無しと言っているが無いわけない!)
・好きなことで、情熱的になれる題材で、その記事を気持ちを込めて徹底的に書く。
・デザインにこだわるより、まずは気持ち。
・万単位で見てもらいたくても1人の読者を意識する。
・たくさん失敗しながら個性を出す。真似過ぎない。
・奇をてらいすぎない。等身大を大切に。
・普通も個性になる。だから続けることを続ける。

Google+活用法


Google+を楽しむ秘訣は「写真」
3年前のFacebookは今ほど高画質の写真を投稿できなかった
プロは500pxなどの高画質サイトを使っていた
そこにGoogle+が登場し、写真家たちが使い始めた

Google+はツイッターの気軽に話せる面と、Facebookの信頼できる仲間がいる面、両方の可能性を持っています。
中でも写真ユーザーは全国各地の人々がつながり、互いの地域に遊びに行き、フォトウォークなどのイベントを各地で開催しています。

Google+をはじめてから、サイトのアクセス数が増加し、Google検索1ページ目やキーワードによっては上位3位以内に入るようになり、サイトからのお仕事依頼が来るようになりました。
楽しみながら続けることで、アクセス増加や仕事の実績、AdSenseやYouTubeを学ぶきっかけにもなっています。

今まで見ず知らずの全国各地の仲間とつながり、実際に会って遊んだり、リアルな友人を超える存在になる。
そんな面白さがGoogle+にはあります。

写真イベントに誘ってくれたのはフリーカメラマンのMAKOTO TSURUTAさん

Google+の楽しみ方まとめ


・Facebookよりゆるいから気になった人をばんばんフォロー
・写真を楽しもう!iPhoneだって充分!
・写真は言葉の壁なし。海外ユーザーもばんばんフォロー
・写真で悩まない。とりあえず撮ってとりあえずアップ。
・編集や加工もバンバンしてごまかしワザも上達させちゃう。
・フォトウォークに参加しよう!大小様々毎月何かしらやってます。

楽しもう


ブログもGoogle+も悩むより楽しむこと。
続けるには楽しむこと。
結果を出すには楽しむこと。
何かを変えるには楽しむこと。

しゅうまいの感想


さらっと「気持ちをしっかり伝えれば奇をてらう必要は無い」と王道が述べられていますが、それを裏打ちする実績がすごい柳下さん。

主要な企業サイトからのリンクというのは、何もしないでたまたま依頼が来るものではありません。
「この人はちゃんとしている」というクオリティを分かってもらってからです。
そのためには、それまでの積み重ねがものを言います。

A LA CARTE」は、長文を書くのが苦にならないタイプの著者がコツコツと更新を積み重ねてきて、膨大な情報量を持っています。

だいたいのブログは3ヶ月間毎日更新をすると検索でヒットし始めます。
なので最低100記事は必要です。1記事当たり1000文字程度以上あると理想的です。
これは方々でよく言われていることです。

なので「続けること」が重要です。
だから気持ちを込められるテーマでないと続きませんよね。

セッションタイトルに「誰にでもできる」とありますが、それは書き続けられる熱量がある何かを持っているということが前提にあると思います。
そうでなかったら、「書く」というジャンル以外にできることを考えた方が良いかもしれません。
なにもブログだけが自己表現の場ではありませんから。
「話す」「演奏する」が得意で動画の方が向いている人もいることでしょう。

また、Google+は検索順位に関係あるのでは?という意見は私と同じです。
Googleが公式に認めていないだけで、どう見ても関係あるという体感がします。
これは、やってみた人にしか分からないかもしれません。

ブログは物量作戦な面があるのは本当です。
めちゃめちゃハイクオリティで少ない記事より、ちょっと誤字脱字があってもたくさん記事があるブログの方が、読者にも気に入ってもらえる可能性が増えるのではないかと思います。

量が質に転換することを信じて、ブログの更新を続けましょう!
たくさん書くと「ブログ筋肉」もつきますよ。

関連書籍


ブログのアクセスアップに役立つオススメの2冊です
書評:「必ず結果が出るブログ運営テクニック100」から私が実践してきたポイント15選

ブロガーズフェスティバルのレポ記事です




この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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コメント

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