謎解きと六本木ヒルズの両方が楽しめるゲーム「伝説の秘宝Xを奪え!」

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リアル脱出ゲームのSCRAPが主催する六本木ヒルズを舞台にした謎解きゲームイベントが3月7日(土)〜4月19日(日)に行われます。

こういうリアル謎解きイベントは先日書いた「クエス?チョン」ライブが初めてな初心者のしゅうまいです。
謎解きアイドル「クエス?チョン」のライブステージに参加したよ

ブログ記事を書いたご縁で、今回はプレス向けの事前体験会にて体験させて頂きましたので、ネタバレ無しでご紹介します。

結論から先に言うと:すごく面白いです×256!!!

謎解きだけじゃなくて六本木ヒルズのマニアックな場所を訪れることができるのが秘密っぽくて最高です。
解き終えた後の心地よい疲労感ったらないですよ。

「伝説の秘宝Xを奪え!」はどんなゲーム?


このようなバックストーリーがあります。

手にした者に永遠の富と幸福をもたらすという伝説の秘宝X。
その正体を知るものは世界に一握りしかいないという。
そんな謎に包まれた幻の秘宝が、ついに六本木ヒルズに展示されることになった!
世紀の大ニュースに日本中が沸き立つ!

しかし、この秘宝を盗み出そうともくろむ人物が二人いた。
一人は、華麗なトリックと大胆な変装に絶対の自信を持つ大怪盗。
そしてもう一人は、巧妙な嘘と偽装工作を得意とする孤高の天才詐欺師。
果たして最後に秘宝Xを手にするのは誰なのか?
六本木ヒルズ謎解きプロジェクト|伝説の秘宝Xを奪え!より

つまり、「大怪盗」か「天才詐欺師」になってゲームを進めるんですね。
スタート時には選んだ方のゲームブックが渡されます。
左:怪盗編 右:詐欺師編

江戸川乱歩をイメージさせるレトロな表紙のバインダーです。

両方ともクリアすると、より楽しめるそうですが1シナリオ2〜3時間かかりますので、1日でクリアするのはよほど慣れた方以外には大変だろうと思います。

怪盗は暗号解読などパズル好きの方向け、詐欺師は情報分析が得意なミステリー好きの方向けという説明もありました。
選ぶ時の参考にしてみてください。もちろん、両方ともプレイするのが一番です。

謎解き中は


謎解きは六本木ヒルズ中が舞台ですので、地図も載っています。
本物の地図とはちょっと違うゲーム独自の表記も含まれており、謎解きのヒントになっています。

色々な謎解きが必要なので2〜3人のチームで行くのが良いかと思います。
三人寄れば文殊の知恵とも言いますし、一人で全部解くのは大変かも…。

▼「今いるのはここだから次はこっちかな?」の図

あと、方向音痴の自覚がある方は方向音痴でない人を連れていかないと、六本木ヒルズの迷子構造には立ち向かうのが難しいです。縦横無尽に歩かされますよ。

▼階段もたくさん上り下りするよ

歩行距離もおそらく4km以上は歩かされたと思いますので、ハイヒールは絶対ダメでスニーカーで行きましょう。

私は怪盗編をクリアするのに3時間もかかってしまいました。

最初に渡されるシナリオは1章だけで、途中の関門をクリアすると続きを手に入れることができるので、ボリュームを低く見積もってしまい油断していたら、とんでもない充実の量の謎解きでした。

配布されたのが紙を後から足せるバインダーであるという時点で気づくべきでした。

謎解きの内容ですが、私は2問目でさっそくつまづいて広報の方にヘルプを求めました。
一般公開時はヒントのサイトURLがゲームブックに掲載されているので、どうしても分からなくなったらヒントを参照することが可能です。

謎解きの内容は、適度に難しいというか、私にはやや難しすぎなものもありました。
逆に私の発想で解けた問題もありましたので、やはり複数名で知恵を出し合いながら進めると良さそうです。

ストーリーは現実とのリンクぶりが素敵すぎて、「これをゲーム内で表現するとこうなるのか!」という箇所がたくさんありました。
ただクエストをこなすだけのお使いゲームではなく、「私は大怪盗よフフフ」みたいに自分が役を演じているかのような楽しさもありました。

六本木ヒルズの秘密の場所


ゲームをしていて驚いたのが、六本木ヒルズの知らないところの多さです。
まずは、自分が絶対に行かないような高級ブランドのエリアとか、車で行かないので踏み入れたことがない駐車場エリアなど、「お!こんな場所もあったのか」という発見がありました。

そして、商業ビルにつきものかもしれませんが、一般には開放されていない場所や普通の人はあまり通らない道などがありました。
たぶん六本木ヒルズ勤務の人であっても、知らない場所が含まれていると思います。

その見慣れない場所に、舞台装置としてゲームブックの中に書かれているものの「実体」が置かれています。
それが、よくできていて、本当にゲームの中の世界に来ているかのようなリアルさがあります。

特にクライマックスの秘宝を手に入れる手前の最後の仕掛けには、本当にドキドキしました。
謎解きがあっていたかどうかが目の前にある物体を操作すると分かるのです。緊張の一瞬です。

感想


内容に関してこれ以上詳しくは言えないので、いきなり感想です。

いやー、疲れました!良い意味で。
こんなに頭と足を両方とも使うとは予想外でした。
それだけに、ゴールにたどりついた時の喜びはひとしおでした。

これだけの仕掛けを考えて実際に設置して運営するのは大変だと思いますし、六本木ヒルズ側の協力が得られるのも、過去に実績があるSCRAPだからなのではと思います。

これは、友達同士で行ったら、打ち上げに一杯行きたくなると思います。
つまり六本木ヒルズがますますうるおってしまいますね。

今回の事前体験にはそれなりの人数の参加者がいました。
六本木ヒルズを「伝説の秘宝Xを奪え!」に参加して歩いている人と、そうでない人が混在していて、これってあれだ、イングレス(GPSを使ったリアル位置情報陣取りバトルゲーム)にそっくりだ!と思いました。

怪盗・詐欺師同士はゲームブックを持っているので互いに分かります。
シナリオを知っている人だけに見える世界が、そこには広がっています。

ゲームブックにはエージェントプロトコルのような説明書もついています。
特に謎の答えを大声で周りに聞こえるように言うのは厳禁ですので気をつけましょう。
解けた喜びの声は心の中で!

私は怪盗編をクリアしたので詐欺師編にも行く予定です。
今度は事前にアミノ酸サプリを飲んだりして体力的にも対策しよう…。

プロローグもチェック


物語のプロローグである「0章」が公開されています。来場前にどうぞ。
キャラ的には正義の詐欺師が萌えるなぁ。

詐欺師編:公式サイト内 伝説の秘宝Xを奪え! 詐欺師編0章

怪盗編:雑誌「ダ・ヴィンチ」4月号(3月6日発売)

イベント情報


会期:2015年3月7日(土)〜4月19日(日)
ゲームプレイ時間:11:00〜21:00 (受付11:00〜19:30)
チケット売り場:各種プレイガイドまたは六本木ヒルズのアート&デザインストアにて販売
受付場所:六本木ヒルズインフォメーション付近の引き換えカウンター(3F展望台カウンターの場所)
チケット料金:当日1,700円(税込)

詳しくは公式サイトをチェック!
六本木ヒルズ謎解きプロジェクト|伝説の秘宝Xを奪え!

CM動画です

この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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