Macのセキュリティ対策にウイルスバスター for Macでノーガード戦法とはさらば
「サイバー・ノーガード戦法」という単語をご存じですか?
本当にこのような戦法があるわけではありません。セキュリティ意識に乏しく、何も対策をしない企業や組織の対応を皮肉を込めて揶揄する時に使われる単語です。
2000年代に入ってから個人情報の漏洩やコンピューターセキュリティの問題が新聞を賑わせることが続きました。その原因の一つがセキュリティ意識の欠如でした。
なお、元々の「ノーガード戦法」は「あしたのジョー」にて主人公が防御を捨てて攻撃にのみ集中する戦法として描かれました。
サイバー・ノーガード戦法 – Wikipediaより
で、視点を変えて自分のことを振り返ってみると、私は初めてのMacであるMacBook Proを買ってからというもの完全に「サイバー・ノーガード戦法」の状態にありました。
だって、どういうセキュリティ対策をしたら良いのかもよく分からず、「Macはウィルスに狙われにくいから安心」みたいな根拠の無い妙な安心感を持っていたのです。
それまで使っていたWindows XPにはちゃんとセキュリティ対策ソフトを入れていました。Windowsを使っていると、時々本当にウィルスが検知されることがあり、ノーガードでは危ないということが分かっていたからです。
特にMicrosoft Officeの文書に紛れ込むウィルスは、油断しているとやってくるし、メールの発信者が身元が確かである人から送られてくるものでも、感染の危険性があることを知っていました。
しかし、Macに変わってからというもの、私の中のセキュリティ意識は著しく低下していました。
ねらわれるMac
実はMacも不正プログラムに狙われる場合があります。
こちらは2012年と少し前ですが「Flashback」というマルウェアが出回った時のことが書かれています。
Macユーザを襲った「Flashback」とは? | トレンドマイクロ セキュリティブログ
また、Macで、ネットからダウンロードしたアプリを最初に起動する時には、必ず出本を確認してOKするようにポップアップ画面が表示されます。
▼ポップアップの例
しかし、その表示を本当に確認してからOKしているユーザーはどれだけいるでしょうか?
単に反射的に「開く」を押してしまっているのではないでしょうか。
もう、この「よく分からないけど、なんとなくOKする」という気持ち悪い状態をやめたい!!
そんな時にトレンドマイクロの「ウイルスバスター for Mac」を使ってみませんか?というありがたいお話がありましたので是非にということでライセンスを1年分いただけることになりました。
ウイルスバスター for Macのいろいろな機能
ウィルス・スパイウェア対策
リアルタイムスキャン … ファイルの読み書きを常に監視
予約スキャン … 毎週土曜日12:00にスキャンなどタイマー式で忘れずにスキャン実行
クイックスキャン … 特に不正プログラムが狙う場所を短時間でスキャン
カスタムスキャン … 自分でスキャンしたい場所を指定できるスキャン
感染ファイルの自動駆除 … 感染ファイルが発見された場合に自動的に駆除
ウイルス・スパイウェア隔離 … ウイルスやスパイウェアに感染したファイルが動作しないように隔離
トレンドマイクロ スマートプロテクションネットワーク … Webサイトの安全性を評価して感染を未然に防ぐ
有害サイト・迷惑メール対策
Web脅威対策 … 偽の銀行やショッピングサイトなどのフィッシングや危険なWebをブロック
Trendツールバー … リンク先の安全性をマークで表示
URLマニュアルスキャン … リンクをクリックする前に安全性を評価・確認
個人情報を守る
SNSプロテクション … mixi、Twitter、Facebook、Google+、LinkedIn、Weibo、Pinterest内のURL評価
プライバシー設定チェッカー … SNSのプライバシー設定を確認
家族を守る
URLフィルタ … 子どもの目に触れさせたくないサイトをブロック
ウィルスバスター for Macを使った時の画面
スキャン機能
私は最初に全体スキャンを選んだら一晩かかりました…
URLが安全かどうかの表示(Google検索結果の例)
SNS内のリンクが安全かどうかの表示(安全の場合)
SNS内のリンクが安全かどうかの表示(未評価の場合)
「?」だったサイトはSafety Centerで評価を検索可能
有害サイトのカテゴリ設定(ここでは例としてショッピングをONに)
ショッピングサイトを規制したので楽天市場が開けなくなっているところです
ツイッターのプライバシー設定(非公開が推奨なのはちょっと厳しすぎ?)
Facebookのプライバシー設定
既知の問題のうち注意すべきもの
私がハマった箇所です。予め知っておいた方が良い内容だけ抜粋しました。
私が発見したもの
・Googleアカウントを2段階認証にしているとGoogle+のプライバシーチェッカーが使えない?
※何回ログインしなおしてもパスワードの入れ直しになるので、おそらく2段階認証が原因と思われます。
公式でアナウンスされているもの
・Google ChromeでTrend ツールバーの拡張機能を削除すると、Google Chromeの拡張機能のブラックリストに追加され、再び有効にすることはできません
※Chromeで一度Trendツールバーを削除すると二度と使えなくなります!!
メモリー使用量などの使用感
動作面ですが、私のMacBook Pro(OS X 10.9.2 Mavericks+2.6GHz Intel Core i7+メモリ16GB)では、動作やメモリ圧迫など特に重たくなるようなことはなく、快適に使えています。
ウイルスバスターのメモリ使用量は(ある瞬間では)42.9MBで、30.5MBのカレンダーよりはメモリを取りますが、iTunesの76.3MBよりはコンパクトです。そんなにメモリを圧迫はしないと思います。
ウイルスバスターfor Macを使ってみた感想
以前に銀行のフィッシング対策ツール「Rapport」の記事(三菱東京UFJ銀行の無料フィッシング対策ツールRapportを入れましょう)でも書きましたが、オンラインのセキュリティ対策は日々刻々と変わります。それらに全て追いついていくには、自分の目視や確認ではとても間に合いません。
今は安全でも、いつ安全が破られるとも限りません。
最新のセキュリティ事情に対応したツールをインストールしておけば、最悪の被害を避けられる可能性が高まります。
「ウイルスバスター for Mac」をインストールした感想ですが、必要なセキュリティ対策の機能が揃っているだけではなく、セキュリティ意識や知識の乏しい初心者ユーザーにも安全にネットを使えるような仕組みが整えられており、「Macは初心者にも簡単に使えるから」と買った人でもこのアプリを入れておけばウェブの危険なサイトを回避できると思います。
ただ、ネットリテラシーの高いユーザーからすると「過保護」な面は否めません。しかし、そういう方は自分のリスクで設定をすれば良いでしょう。
やはり、毎日毎晩ネットのセキュリティの番人をしている企業のアプリを入れて「守ってもらえている」感はとても大きなものだと思います。
あと、Macには感染しないWindowsを狙ったファイルを気づかずにメールで転送してしまうということも防げます。Windows用のウイルスも検出して隔離できます。
現在セキュリティ対策を何もしていない「ノーガード戦法」なMacユーザーは是非使ってみてください。
今は何もなくても、いずれ脅威がやってくる日も遠くないと思います。
ダウンロードはこちらから(無料試用版あり)
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