リアム・ニーソンVSエド・ハリスのオヤジ対決!映画「ラン・オールナイト」
24時間の逃亡をする父と息子のストーリーです。アクションと家族愛。リアム・ニーソンとエド・ハリス。
5月16日から劇場で公開中の映画です。試写会で観ました。
どんなお話かと言うと
マフィアのボスの息子を殺してしまった男
買収された警察、暗殺者、一般市民、そして隣人までも
見渡す限り、全員敵
タイムリミットは夜明け
逃げ切れるか—-
映画公式サイトより
まあ、これで大体全てです。
あまりややこしい筋書きはありません。
殺し屋のジミー(リアム・ニーソン)は息子の命を守るためにマフィアのボスであるショーン(エド・ハリス)の息子を殺してしまった!
ボスは怒ってジミーの息子マイクを殺して同じ目にあわせてやろうとするので、
二人はマフィア組織とその他ニューヨーク中のもろもろの人たちに追いかけられちゃう!
というストーリーです。
追いかける側もただの悪役ではなくて、大切な息子を殺されての復讐心から、という設定です。
元々はジミーとショーンは親友だったのに、二人とも大事な息子のために、追う立場と追われる立場に分かれます。
しかし、ジミーとマイク親子は最初はかなりギクシャクしているのですね。
マイクはマフィアの殺し屋という立場の父が受け入れられません。
二人で逃亡するという同じ立場になって、やっと親子として関係を修復していきます。
最初は情けないお父さんという感じだったジミーですが、本当は息子のことを誰よりも大切に思っています。
追う側のショーンも、息子を殺したジミーを憎みつつも、かつては友だった人物を相手にすることに逡巡します。
この二人の苦悩するお父さんが、どちらも渋くカッコ良く描かれているのがこの映画です。
アクションシーンもハラハラドキドキする感じで、楽しい映画が観たい人に幅広く受けるであろう内容だと思います。
ただ、私にはアクションとヒューマンドラマの2つの要素は詰め込みすぎな感じがして、モードの切り替えに着いていくのがちょっとばかり大変でした…。
それでも、リアム・ニーソンVSエド・ハリスは魅力的な組み合わせで、どちらの父親役も気持ちが共感できると思います。
渋いオヤジの銃撃戦や肉弾戦バトルで、父の日を前に父親の威厳を見せてもらいましょう。
予告編です
詳しくは映画公式サイトで!
映画『ラン・オールナイト』オフィシャルサイト