どうして返事をくれないの?返信が無いことに悪意を見いだしてはならないパターン

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ソーシャル時代の心がけを書いてみました。手軽に連絡が取れる時代だから生じがちなことです。

message

いつでもどこでもネットに繋がることができメッセージでやりとりができるスマホ社会になりました。
それだけに私たちが陥りがちな心理状態が「どうして返事をくれないの?」です。

「どうして返事をくれないの?」には、相手が返事をできる状態であるという前提があります。
しかし、この前提はしばしば崩れるものです。
そして、何もアクションを取らない場合には、崩れていることが分かりにくいです。

私に最近実際に起きたパターンを送信側・受信側を取り混ぜて幾つか挙げます。

1.メールサーバーが故障して相手にメールが届いていなかった


結構大切な要件でメールを送りましたが1週間たっても返事がありませんでした。
どういうこと?!と若干プンプンした状態で電話をしてみたところ、相手が利用しているメールサーバーにトラブルがあり、その間に受信するはずだったメールが失われていたことが分かりました。

私がすべきだったこと:2日目くらいに電話をすべきでした。いくら忙しくてもそのくらいあれば返信できるはずの人なので、他に問題が生じている可能性に気づけば良かったです。

2.Facebookのメッセージが「その他」に入って届いていなかった


「Facebookでメッセージをくれたら承認するね」という言葉を信じて友達申請とメッセージを送りましたが、なかなか承認されませんでした。
「ひょっとして私なんか眼中に無くてお断りのポーズだったのかな?」と心配していました。

たまたま相手が友達以外からのウォール投稿やコメントを受け付けない設定にしていて、こちらから連絡手段が全くありませんでした。
数ヶ月たち、「ごめんなさいその他に入っていたメッセージに気づきました」という返信があり、無事に友達承認がされました。

私がすべきだったこと:Facebookのメッセージが届かない問題を知っていたはずなので、メールアドレスなど他の手段も同時に交換しておくべきでした。あと「自分が嫌われたかも」とか勝手に思わない。

3.相手に重大な事情が発生していた


個別に会いたい人に食事のお誘いをしたところ返事が全然来ませんでした。「あれっ、誘い方に非礼な点でもあったかなぁ」と心配して相手のFacebookのウォールを見ても数日間何も書き込みが無く「相当忙しい仕事でも受けてしまったのかな?」という心配に切り替わりました。
その後連絡があり、相手が突如の事態で数日スマホが使えない環境にいたことが分かりました。

私がすべきだったこと:この場合特に無いですが、自分が悪かったかのように思い込むのは早計。

4.自分が送ったつもりで送っていなかった


イベントの申込をしたつもりでわくわくしながら詳細の案内メールを待っていましたが届きませんでした。
よく確認したら、下書きフォルダーに入ったまま送信されていませんでした。

私がすべきだったこと:カレンダーの予定には最初の検討中の段階では必ず「未申込」とつけておき、申込が完了したら「連絡待ち」などにしてステータス管理をしておくべきでした。あと、下書きフォルダーは落とし穴なのでまめにチェックすることも。

5.相手が後で送るつもりでまだ送っていなかった


イベントの申込をしたら、何日たっても連絡が来ませんでした。
落選したのかそれとも迷惑フォルダーに届いてしまったのかな?と思い、再度メールをしてみたところ、後日当選者が決まったらメールするつもりのようでした。後日、ちゃんと案内が届きました。

私がすべきだったこと:この場合は特になし。主催者は送信者に対して当落にかかわらず受信した旨を一度返信するのが望ましいかなと思います。

6.もう使っていないSNSで連絡が来ていた


数ヶ月ぶりにmixiにログインしたら誕生日おめでとうメッセージが。無視してゴメン…!

私がすべきだったこと:IDが生きているSNSには2週間に1回くらいはログインするか、メッセージ受信時のメールをフィルターして確実に受け取って分かるようにするべきでした。

「どうして返事をくれないの?」と思う前に


以上のように色々と例を挙げてみましたが「どうして返事をくれないの?」と思う前に想定してみることは多いです。
1.本当に自分はメッセージやメールを送ったのか?送信箱にちゃんと入っていて下書きに残っていないか?
2.相手はメッセージやメールを受け取れる状態にあったのか?ない可能性は?
3.相手が返事を送ったつもりでいて届いていない可能性は?まだ送るタイミングでないと思っていることは?

そして、この疑問を解消するには、もう一度こちらから連絡をするのが一番と思います。
その際には前回と別の手段があるなら、そちらを選ぶとベター。

それから、文面は怒ったり冷たくしたりしないで平静を保って送りましょう。
相手は何も悪くないパターンが充分に考えられます。

確認の例文


○○さん、●●です。
先日「みんなで焼肉の会」についてメールしましたが届いていますか?
初めてメールするので迷惑フォルダに届いていないか心配です。
届いたか届いていないかだけでもご返信いただけますか?
どうぞよろしくお願いします。

(ツイッター用:84文字)
●●です。Facebookでメッセージしたのだけど開封にならないから「その他」フォルダに届いちゃっていないかな?「受信箱」の右側に「その他」があるのでクリックしてみて。

おわりに


返信を期待しているのに来ないと、どうしても余計な不安や怒りの気持ちが芽生えてしまいやすいですよね。
でも、このような場合もあるのだから、落ち着いて次の手を打つようにしてみましょう。

ポイントはまず最初に自分の不備がないか(送信フォルダに本当に送信済みになっているか等)を確認したのちに、「相手は悪くない。自分も悪くない。何か理由があるのでは?」と考えてみてアクションに移すことです。

その上で、本当に相手がわざと返信を返さないケースを考え始めるので遅くないと思いますよ。

この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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