WordPressでアフィリエイトしている人は「Google Analyticator」が便利

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WordPressのプラグインでグーグルアナリティクスの「目標」「ユーザーの分布」「インタレスト カテゴリ」を使いこなす方法です。

アフィリエイトをする時にGoogle Analyticsでチェックしておきたい項目は以下の3つです

1.目標
… 例えばAmazon.co.jpのリンククリックを目標に設定すると、何回達成したか・達成率が分かります。アフィリエイトのASPごとの管理画面にログインしてクリック率を確かめるのは面倒だし横串で見たい時に便利です。※クリックした後の成約率まではさすがに分かりません。

2.ユーザーの分布
… 訪れてくれた人の男女比、年齢構成、性別を知りたいですよね。狙った層にリーチできているのか、そうでないのかでサイトやブログの改善ポイントも違ってきそうです。

3.インタレストカテゴリ
… 訪れてくれた人が何に興味を持っているのか、よく購買するものは何なのか、知っておきたいですよね。

これらを簡単に自分でタグを取り付けずに取得できるようにしてくれるWordPressプラグインが「Google Analyticator」です。

【追記 2016.10.25】アップデートでウィジェットの設定画面に不具合が生じる場合があるようです。一時的にプラグインを停止するとウィジェットがいじれるようになりますが、アクセス取得が止まりますので再開するのを忘れないようにしてください。
なお、開発元から離れて別のサービスを宣伝したりするようになりましたので、代替プラグインを探して移りたいところです。これからの新規導入はしない方が良いと思います。レビューコメントによると、おそらく設定ができなくて動作しないです。【追記おわり】

Google Analyticatorの導入方法


※既にGoogle Analyticsに登録済みの前提です。また、既に別のプラグインや自前のカスタマイズでタグを設置済みの場合はダブってしまうので外してください。

1) WordPressのダッシュボードから、「プラグイン」の「新規追加」で「Google Analyticator」を検索して追加します。
2) 「インストールが完了しました」の下の「プラグインを有効化」リンクをクリックします
3) プラグインの一覧画面から「Google Analyticator」を探して「Settings」をクリックします

説明1

4) 「Click Here」をクリックします
説明2

5) Googleアカウントの認証画面を進めます(ログインが必要な場合はしてください)
説明3

6) 「承認する」ボタンをクリックします
説明4

7) 表示されたコードをCtrl+C(Command+C)でコピーします
説明5

8) 初期設定画面に戻り、コードをペーストして「Save & Continue」ボタンをクリックします
説明6

9) Googleアカウントと連携が成功すると、設定画面が開きます
最初はDISABLED(無効)になっているので、設定するまではトラッキングは開始されません
説明7

グーグルアナリティクスの設定


10) 「ホーム」の「アナリティクス設定」から計測したいアカウント・プロパティを選んでいることを確認し、「プロパティ設定」をクリックします
説明8

11) 「ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポートの有効化」を「オン」にします
説明9
※ なお、広告主向け機能を使うことになるので、プライバシーポリシーへの明記が必要となります。

12) 「ホーム」の「アナリティクス設定」から「目標」をクリックします
説明10

13) 「新しい目標」を作成し、「カスタム」を選択し「次のステップ」ボタンをクリックします
説明11

14) 名前を付けて「イベント」を選択し「次のステップ」ボタンをクリックします
説明12

15) 「ラベル」の横のドロップダウンリストから「先頭が一致」を選び、Amazonの場合なら「http://www.amazon.co.jp/」と入力し「目標を保存」ボタンをクリックします
※私はラベルで振り分けていますが「アクション」にドメイン名(www.amazon.co.jpなど)を入れるのでもOKです。こっちの方が主流かも…。

説明13

ラベルの設定例
Amazon → http://www.amazon.co.jp/
バリューコマース → http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/
アクセストレード → http://h.accesstrade.net/
iTunes(PHG) → https://itunes.apple.com/
A8 → http://px.a8.net/

アナリティクスの設定をし終わったら、プラグインの設定画面に戻ります。

Google Analyticatorの設定と有効化


16) Basic Settingsの設定
「logging is:」を「Enabled」にします(これをしないと有効化されません)
Analytics Account:を計測する対象を選択します
Tracking Code:を「ga.js」または「analytics.js」(ユニバーサルアナリティクスの場合)を選びます

17) 「Enable Remarketing」を「Yes」にします
説明15

18) Link Tracking Settingsの確認
「Outbound link tracking:」と「Event tracking:」が「Enabled」になっていることを確認します
説明16

19) 「Save Changes」ボタンをクリックします
説明17

これで設定は終了したので、あとはアクセス解析のデータが集まるのを待って下さい。
ユーザーの分布やインタレストカテゴリが表示されるのには、1日くらいかかったりします。
充分なアクセス数が無い場合は時間が必要となるようです。

分析の例


セグメントに「Mac」という文字列をタイトルに含む記事を指定してみました。
Mac関連記事には男性からのアクセスが多いことが分かります。
説明18

「目標URL」から最も目標へのクリックが発生している記事が分かります。
確かに、実は自撮り棒(セルカ棒)はクリック数が多いだけでなく実際に数百本売れています。
こちらの記事:iPhone 6 Plusで使える自撮り棒(セルカ棒)を買ったよ
説明19

グーグルアナリティクスは色々なことが分かって便利です。
しかし、見るところがたくさんありすぎて、下手に作業時間を取り過ぎる場合があります。
事前に自分が知りたいことや仮説を明確にしてから作業に取りかかると良さそうです。

どこをどう見たら…?!と途方に暮れている方にはこちらの本がおすすめです。
入門とありますがただの操作マニュアルではなく、アクセス解析で分かるデータを実際のビジネスにどう役立てるのかの考え方やフレームワークを教えてくれる実践の本です。

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この記事を書いたのは

しゅうまい(@shumai)です。 新しいこと楽しいこと不思議なこと、わくわくすることが大好きです。iPad Pro+Apple Pencilでの手書きメモがお気に入り。→ 詳しいプロフィール

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