ブログと他メディアの連携はどうしてる?&メルマガの活用について
ブロガーはブログだけではなく他のメディアも活用しています。どのような使い方があるのか勉強会でシェアしあいました。私はメール通知とメルマガについて発表。
第29回東京ブロガーミートアップは4月8日に開催されました。
テーマは「ブログと他メディアとの連携」です。
全員が短い発表をして知識や経験をシェアし合う勉強会です。
私の発表:メール(主にメルマガ)の活用
私は古くてまだまだ使える「メール」について発表しました。
私はブロガー10名で連載している合同メルマガEdge Rankと、個人で発行しているメルマガ「新月の願い事」の2つを発信しています。
メール(メルマガ)のメリット
メルマガですが「相手の受信箱に必ず届く」「配信人数が分かる」というのがメリットです。RSSフィードではRSSリーダーを開いてもらえないかもしれませんが、メールは何らかの着信お知らせがある場合が多いです。
また、テキストメールだけなら作成に特別のスキルは要りません。誰でも配信できます。
そして、検索に引っかからないので内緒話的なコンテンツにも向いています。
IFTTTで手軽に更新お知らせ
私が最初にメールで配信したのはIFTTTを利用したブログの更新お知らせメールでした。
これはIFTTTという無料サービスを使うので読者が何人になっても無料です。
ただし、読者のメールアドレスは分かりません。(読者リストを管理したくない人に向いています)
購読人数は分かります。
優れたメリットとして、画像やリンクがそのまま配信されるのでアフィリエイトリンクも載せることができます。
欠点としては、ブログの更新のRSSをそのまま配信することしかできないので、内緒のお知らせなどをすることはできません。
作り方はこちらの記事に載せています
ブログの更新お知らせメールをIFTTTで配信する方法
ブログとは別にメルマガを配信する
ブログには書けない内容やファンにだけ伝えたい内容を書くにはメルマガが向いています。
ブログは読まれなくなることもありますが、メルマガは解除しない限り届き続ける受動的なものです(開封されるかどうかは別ですが…)
ブログが検索流入からの一見さんばかりの場合、ロイヤリティの高いファンを育てるためにメルマガは効くと思います。
ただし、メルマガは一人で書き続けるのは大変です。更新頻度が落ちたりやめたりするメルマガがどれだけ多いことか…。
以下はメルマガ配信の幾つかの方法のメリットデメリットを挙げます
レンタルサーバーのメルマガ機能で配信の場合
レンタルサーバー側で用意されていることも多いメルマガ機能が使える場合もあるので確認してみましょう。
エックスサーバーの場合は1メルマガ最大1,000人のものを10件まで作れます(X10プランの場合)
ただし予約配信機能が無くて当日にスタンバって送らないといけないなど有料スタンドと比べると低機能の場合が多いと思われます。
読者のメールアドレスのリストは自分のものになりますので、規模感によって将来的に引越が可能です。
私が配信している「新月の願い事」ではこれを選択していますが、開始半年で400人以上の登録があり、1000人の壁を越えそうなので困っています…。
無料スタンドで配信の場合
まぐまぐ等の無料メルマガスタンドですが、無料だけあって広告が文中に挿入されたり、読者に広告メールが送られてしまいます。
一方、スタンド内でメルマガの照会や検索機能があるので集客力が無い人でも読者を集められる可能性はあります。
読者のメールアドレスが自分のものにならない無料スタンドが多いので、もし引っ越しするときには読者の相当のロスが出ると思われます。
有料スタンドで配信の場合
アスメル、めるめる等の有料メルマガスタンドですが、文中への広告の挿入などはありません。
しかし、他で稼ぐ手段が無い場合には赤字になってしまいます。
読者のメールアドレスは自分のものになるので、読者の規模感によってスタンドを引っ越しすることが可能です。
Edge Rankでは、めるめるを使っています。
メルマガからのアクセスを解析するには
せっかくなのでどれくらいアクセスを誘導できたのか解析してみましょう。
Google Analytics用にURLの後ろにパラメーターを付ければOKです
例)example.com/ブログ記事/?utm_campaign=edgerank&utm_medium=email&utm_source=er089
utm_campaign=メルマガ名が良いと思います
utm_medium=email が良いと思います
utm_source=メルマガの号数が良いと思います
Google Analyticsの「集客」の下の「キャンペーン」に表示されますので、どの号からクリックが多かったか等が分かります。
なお、URLが長くなり折り返されてクリックできなくなるメールソフトも一部ではありますので心配な場合は短縮URLを使ってください。
まとめ
・メルマガの読者のメールアドレスが欲しいかどうかがサービス選択の分かれ目
・メルマガを無料で送るには代償が大きい
・読者数の見込みによってスタンドを選択
・メルマガからのアクセスをトラッキングしよう
他の参加者の発表から
[Mu]ムジログ
RSSとOGPの見た目は大切!自分でもチェックしてみよう
→ 私はドメイントップのOGP画像がテンプレートの画像になっていたのを見直して入れ替えました
シェアされた時やRSS購読された時の見た目は読者の立場になって見直してみることは大切だなと思いました。
日曜アーティストの工房
Instagramなどの全ての投稿をblogger.comに集約してネタ帳に。
リアルな体験とブログ執筆をうまく回す。
→ 全ての投稿や行動を一元化するというアイデアを実行されているところがすごいですね。
ケンタの日本全国スタバ旅
全国を巡ってスタバの動画を58本も公開。しかし、チャンネル登録者数がゼロで…。
→ 動画の時間が短すぎるので、写真をスライドショー形式にして動画を長くして動画だけでも満足してもらえるコンテンツ作りが良いのでは等の意見が出ました。
裏まにあっくぴんk
他メディアを使うのは、引用条件を満たせなさそうな時や例を一気に見せたい時、Pinterestを活用
Vine動画とYouTube動画は目的で使い分けている
→ Pinterestは公式が用意しているものならば好きに使えるということを知りました(スタバ公式など)
め〜んずスタジオ
Webサービスとの連携を活用しよう
食べログは自分のブログをトラックバックのような仕組みで載せてブログを掲載することができる
Google+は検索に強いのでブログのタイトルとは違う単語でつぶやいておくとヒットしやすくなる
InstagramはLivedoorブログでは対応しているので連携しておくと写真が使いやすくなる
Fans:Fansはファンの企業のブログ記事を登録できるし、グループを自由に作れる
→ 食べログにブログを掲載できるんですね!以前のグルメレポを載せてみようかなと思いました
インストラクターのネタ帳
ブログ:時間軸の強いCMS
フロー ←→ ストック
参加性 ←→ 賢威性
リニア ←→ ノンリニア
ローカル ←→ グローバル
セミナーでなくても伝わるコンテンツはメール・ブログに任せる
ブログからセミナーへの集客
→ ブログとそうでないもので補完しあってきちんと収益も上げられたら最高ですね
ジャンクワードの森
メディアマーカーを活用して読んだ本の整理
HTMLエクスポート機能で一気に大量の本のリストをAmazonリンク付きで出力できる
メジャーなメディアとの連携も大事だけど、特化型のメディアを活用するのも有効なのでは
→ 読書をきちんと管理している人のやり方として、ここまで完璧に整理できたら素晴らしいなと思いました
ちわわのまま
Flickrを愛用
ブログを引っ越しても画像の場所が変わらないので引越は楽だった
しかし、サービスが終わったらどうしようとか、メンテナンス時間中は表示されないなどの不便な点がある
→ 一眼レフなど本格的なカメラの人に人気があるFlickrですが、私も終わったらどうしよう問題があるので使わずじまいです
感想
予定が合わなかったり確定申告でテンパっていたりして、東京ブロガーミートアップにはしばらくぶりの参加となりました。
自分が全くノーマークの情報も得られたりするところが勉強会の良いところですね。